2019/03/09
タナカ モデル1897ソードオフVer.2モデルガン
究極サイズに切り詰めたポンプショットガンの名銃!
写真は試作品です。量産品とは細部が異なる場合があります
携帯性に優れるソードオフガン
ライフル、カービン、ショットガンなどを拳銃サイズにまで切り詰めた銃を、ソードオフガンと呼ぶ。ほかにもオート&バーグラーやウィップトガンなどという呼び方もあるが、それぞれに定義は微妙に違うのだとか。日本ではソードオフガンがもっとも良く知られている。そして一番有名なのが、たぶん映画『マッドマックス』に登場したソードオフショットガン。実銃では隠し持ちやすいように、あるいは車の中から撃ちやすいように犯罪者が改造したり、法執行機関用に製作したりするらしい。アメリカの映画やTVでは良く登場する。タナカはそのコンセプトに基づき、人気のM1897ショットガンをソードオフしたモデルを発売する。
バレル、マガジンチューブの他にフォアグリップも切り詰められている
切断したストックにはバットプレートが装着されている
エジェクションポートから覗くパーツがメカメカしくてたまらないという人が多い
ダブル・キャップの豪快ファイアリング
タナカのソードオフショットガンは、マガジンの装弾数が3発という水平二連に対してアドハンテージがあるギリギリの長さに設定されている。チャンバーも入れれば4発のファイアパワー。バレルとマガジンチューブだけでなく、フォアグリップも切り詰められている。そしてストックはクリップ部の後ろでカットされ、バットプレートがあてられている。もともとスリムな銃が、よりコンパクトなって操作性はそのまま。これは使いやすい。バレルは12ゲージなので大口径、ガスの抜けはいいのだが、ソードオフされたことで一層迫力が増している。ダブルキャップのショットシェルで、豪快なファイアリングが楽しめること請け合いだ。腰だめで連射を楽しもう!
ショットシェルはレシーバー下面からスムースに装填できる
DATA
- 全 長:587mm
- 全 高:115mm
- 全 幅:42mm
- 重 量:1,300g
- 装弾数:3発
- 価 格:¥59,400(4月中頃発売予定)
- お問い合わせ先:タナカ
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:松嶋えいみ
HAIR&MAKE UP:伊達美紀
撮影協力:サバイバルゲームフィールドSEALs
この記事は2019年4月号 P.63より抜粋・再編集したものです。