2019/02/17
【新製品紹介】タナカ モデル1897ライオットガン 20インチ Ver.2
法執行機関向け暴徒鎮圧用ショットガン!
※掲載されている【モデル1897ライオットガン 20インチ Ver.2】は試作品です。量産品とは細部が異なります
ハンマー外装式ポンプショットガンの名銃
名銃ウインチェスターM1897ポンプアクションショットガンは、ジョン・M・ブローニングが設計したM1893に改良を加え、無煙火薬用としたもので、多くのバリエーションがある。中でも、法執行機関向けに銃身長を20インチに切り詰め、暴徒鎮圧用としたモデルがライオットガンだ。テキサスレンジャーズ、ロス警察、アルカトラズ刑務所警備隊、ユニオンパシフィック鉄道などで制式装備品として使われたという。名作映画『ワイルドバンチ』や『ローリングサンダー』、『アンタッチャブル』でも印象的に使われている。
チャンバー上部の刻印。モデル名と口径表示、タナカ製の文字がある
オールドモデルながらエジェクションポートローディングも可能
ハンマーをコックしたところ。オールドガンらしい雰囲気が漂う
7mmキャップ火薬を2コ使うカートリッジ内発火方式。リム部分がリアルだ
スムーズな作動とリアルな仕上げ
タナカは先行してM1897の軍用モデル、トレンチガンをVer.2化して発売したが、いよいよ法執行機関向けライオットガン20インチも発売される。もともとタナカのM1897はリアルなメカニズムと、痛快な発火が楽しめることで高く評価されたモデル。それを、作動面を見直し、リアルな仕上げとしたものがVer.2。トレンチガンにあったハンドガードやバヨネットラグがなくなり、シンプルな構成。オールドモデルでありながら、現代的なタクティカルトレーニングにも使える高いポテンシャルを持つ。ぜひモデルガンならではのリアルな操作を活かして楽しく遊んでほしい。
レシーバー右のボタンを押すと、ハンマーを倒さずにフォアエンドの操作が可能になる
両サイドのカートリッジストップを押すと、マガジンチューブ内のシェルを一気に排出できる
DATA
- 全 長:985mm
- 全 高:190mm
- 全 幅:45mm
- 重 量:2,000g
- 装弾数:6発
- 価 格:¥59,400(2月中頃発売予定)
- お問い合わせ先:タナカ
この記事は2019年3月号 P.84より抜粋・再編集したものです。