2019/03/06
渡辺編集長の「SHOT SHOW 2019 番外レポート」
ショットショー行ってきました(2年連続)
アメリカ・ラスベガスで行なわれる毎年恒例のSHOT SHOW2019に今年も行ってきた。世界最大級の銃器ショーということで、世界各国から出展、来場があり、会場は熱気に溢れていた。
今年は、米軍制式拳銃の決定など大きなトピックがない年だったが、それだけに各社、バリエーション豊かな製品を発表していた。本編レポートは別稿で十分に行なっているので、ここでは私が気になった銃を紹介していこう。
左利き用のボルトアクションを見つけ、うれしくなりポーズをとるleft handed(左利き)の私
コンシールドキャリーピストル
日常生活のなかで銃が不可欠なものになっているアメリカにおいて、携帯に便利なコンパクトピストルの需要は高いようだ。
実際、多くのメーカーで新製品として展示しており、来場者の注目を集めていた。その一部を紹介しよう。
GLOCK G43
スリムなフレームでグリップのしやすいG43。スリムなボディながら、10発の装弾数を確保している
SPRINGFIELD ARMORY XD-S 3.3″ Single Stack .45ACP
.45ACPをシングルスタックで装弾できるXD-S。グリップセーフティ、トリガーセーフティの両方が付いている
SPRINGFIELD ARMORY 911 9mm
9mm口径を使用する911。コンパクトなボディでグリップしやすく、トリガーフィーリングもシャープだった
Kimber Micro9
キンバーのMicroシリーズに9mm口径が発表されていた。丸みを帯びたスライドは携行性を向上させている
L.W.Seecamp LWS25/LWS32/LWS380
.25ACP、.32ACP、.380ACPがラインアップされているL.W.Seecampのコンパクトピストル。コンパクトピストルのなかでも最小クラスのサイズだ
ラスベガス よもやま話
ラスベガスは、現在日本からの直行便は基本的にはない。しかし、世界的にはカジノの街として大人気で、世界各国から人が集まっており、様々な人と触れ合える。カジノで儲けているからなのか、ホテル宿泊費は比較的安い。今回、私が泊まったホテルは、7泊して、リゾート料含めて630ドル(約¥70,000)ほどだった。
※ラスベガスのホテルは、宿泊費のほかにリゾート料が加算され、その金額が想像以上に高いので予約をする際は注意しよう。
広い部屋で快適だった。これで日本のビジネスホテルと変わらない価格なら満足
《今回の渡航でよく耳にした英語集》
- 『Anything Else?(ほかに何か?)』…レストランに行くと聞かれる鉄板フレーズ
- 『sunny‐side up(片面だけ焼いた目玉焼き)』…レストランで卵の調理方法をscramble(スクランブル)か選ぶ際によく使う
- 『jet lag(時差ぼけ)』…現地で会った人に「時差ぼけ大丈夫?」とよく聞かれた。“ジェット機で起こるラグ”、そのままですね
ジェットラグを和らげるためにラスベガスで入手したメラトニン。そのおかげで帰国便は気絶したように熟睡だった
この記事は2019年4月号 P.157より抜粋・再編集したものです。