OMEGA GIDEON SHADOW 45
H&K UMP45 Clone

UMPシリーズは、世界中の法執行機関で採用されているMP5とは別のラインとしてヘッケラー&コッホが20世紀末にデザインしたサブマシンガンだ。レシーバーのほとんどはポリマー製で、バレル、ボルト&マガジンを交換するだけで9mm、.40S&W、.45ACPにコンバートできるフレキシビリティと、ブローバック作動のシンプルなメカニズムが魅力だ。
その登場から20年、MP5ほどの成功は収めていないが、UMPにもクローンモデルが存在する。
前編はこちら
エレンの金庫室。壁にはM60(!)が掛かっている
通常分解。シンプルだ。ポリマー製パーツが多いので、ロアレシーバーの分解は遠慮した
LEとガバメント用に限る、と刻印されたH&K製マガジン
リアサイトはフリップすると、ゴーストリング風ピープサイトに替わる
H&K社製バレルの内部。ポリゴナルスタイルのライフリングだ
まずはエンプティチェック。ボルトをホールドオープンしてチェンバーをチェックする
チェンバー内をちゃんと目視、さらに指先で空であることを確認する
ボルトを前進させ、このピンを抜く。指先で押せば抜けてくる。ツールは必要ない
スプリングによるテンションが掛かっている
グリップ部分を握って、回転させる
この位置で止まる
ねじるように引くと外すことができる
この接合部もポリマー製だ
この半月型のボタンを押すと…
ストックを折りたたむことができる
ストックを少し上に持ち上げるようにすればロックは外れる
レシーバー後部からリコイルスプリング/ガイドロッドが抜ける
ボルトアッセンブリが出てくる
ボルトはH&K製のオリジナル。フルオート用だ。プルーフマークが入っている
ボルトはかなり重い。このボルトはなかなか凝った構造なのだ
ボルトフェイス。バレルと激突した丸い跡が見て取れる
ボルト内部は空洞になっており、タングステンのパウダーが封入してある。ボルトを手に持って振ると、内部で重いパウダーが前後に動いているのがわかる。これはボルトが前進してチェンバー後端に激突した際、それよりやや遅れてタングステンの質量が前部に移動してボルト内部に衝突し、ボルトが跳ね返ってジャムを招くのを防いでいるのだ。赤丸部分がタングステンパウダーを入れ、ふたをして溶接した痕。青丸はファイアリングピン後部だ。この部分をハンマーが叩くことになる
赤丸がハンマーだ。ハンマーダウンの状態
ロアレシーバーの内部。セレクターのシャフトもポリマー製だ
UMPの場合、このアッパー部分が登録されたウェポンということになり、ここにシリアルナンバーが刻まれている。法律上、セミオートのロアレシーバーはパーツとしてだれでも買うことができる
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この記事は月刊ガンプロフェッショナルズ2020年2月号に掲載されたものです。
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