2019/02/16
【新製品紹介】Arcturus ARAK-21 SBR
異形のARカスタム!? 特異なスタイルに刮目せよ!
実銃ではアッパーレシーバーキットとして展開
見るからに異様なシルエットを湛えるこのモデル、その名も「ARAK-21 SBR」である。ロアレシーバーは馴染みのあるAR系だが、アッパーはある種近未来的な様相を呈している。このアッパーは実銃だと、AK系と同じロングストロークピストン方式の作動方式となる。つまり、ARのインターフェイスとAKのファイアリングシステムが一体となったいいとこ取りのカスタムなのだ。エアガンとしては一体となったコンプリートモデルでの展開となるこのARAK-21 SBR、手がけるのはArcturusだ。非常に個性的なモデルを手がける同ブランドだが、その中でも一際異彩を放つモデルといえるだろう。しかも、充分なリアリティをもって、である。
ロア及びサイドのスリットはM-LOK規格を採用している。スリムなハンドガードをそのまま握り込むも良し、好みのイクイップメントで仕上げるも良しだ
アイアンサイトとしてMBUSタイプサイトが同梱されている。このMBUSタイプサイトは倒した状態でも使用することができるので、優秀なバックアップサイトシステムなのだ
コッキングレバーはアッパーレシーバー前方に設置されている。レバーを引くとエジェクションポートカバーが開き、ホップの調整ができる
サバゲ向きのアッパーレシーバー
一体型のアッパーレシーバーはアルミ製で、軽量ながらも肉厚なので剛性感は非常に高い。AK系のファイアリングを採用したモデルを再現しているとはいえ、エアガンとしての機能にはさしたる影響はない。しかし、一般的なAR系よりもストックのラインとサイトのラインが離れており、コンパクトに構える際により有効なデザインとなっているのが見逃せない。前後長もそれほど大きくなく取り回しやすいサイズで、サバイバルゲームでの使用にも耐えうる。コレクター向けかとも思えるマニアックなモデルだが、質実剛健なサバゲウェポンとしての側面も持ち合わせているのだ。その証拠に、スプリング給弾マガジンと多弾装マガジンの両方が同梱されているのだ。この仕様は、サバイバルゲーマーにとって朗報といえるだろう。
AR系の見慣れたロアレシーバーに組み合わされる特徴的なアッパーレシーバーは、後端からフロントまでが一体となっているので、非常に剛性感が高い。アルミ製なので見た目ほど重くなく、取り回しやすいディメンションだ
ストック基部にはスリングスイベルが設けられている。左右どちら側にも対応したデザインがタクティカルな雰囲気をもつ
握りやすいデザインのグリップを標準装備としている。ナチュラルなフィーリングが心地よいグリップである
ストックもMOEタイプのストックが装着されている。ストックが装着されるバッファーチューブ径は実物どおりなので、ガスブローバック用のストックが対応している
DATA
- 全 長:700mm/785mm(ストック展開・伸張時)
- 重 量:2,850g
- 装弾数:300発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:エアソフト97
TEXT:モロ☆
この記事は2019年3月号 P.78~79より抜粋・再編集したものです。