エアガン

2023/02/06

ソ連の誇るボルトアクションカービンを再現「S&T M1938 Mosin Nagant Carbine エアーコッキングライフル RW」

 

モシンナガンのカービンモデルM1938を再現

 

S&T M1938 Mosin Nagant Carbine エアーコッキングライフル RW

 

 モシンナガンといえば、ロシア帝国の制式小銃として採用されたボルトアクションライフルである。「M1891」の型式名を与えられたことから分かるとおり、初期型は1891年に開発・採用された。ロシア帝国が崩壊し、ソビエト連邦が樹立された後も使われ続け、1930年には基本構造はそのままに、銃身長を短くし、タンジェントサイトの表記をアルシン(ロシア帝国で使われた距離の単位)からメートルへと改めるなどの改良が施された「M1891/30」が開発されている。
 バリエーションも多く生産され、M1938はその中の騎兵銃型にあたる。第二次世界大戦で頻発した塹壕戦や市街地戦などの白兵戦に対応するために、M1891/30から200mm以上全長を短縮し取り回しの向上を図ったモデルである。

 

S&T M1938 Mosin Nagant Carbine エアーコッキングライフル RW
ハンドルを真上に跳ね上げて引くアクションを忠実に再現。引きしろは短く、連射もしやすい

 

S&T M1938 Mosin Nagant Carbine エアーコッキングライフル RW
M1891/30から採用された、カバーが装着されたフロントサイトもしっかりと再現

 

S&T M1938 Mosin Nagant Carbine エアーコッキングライフル RW
メートル表記に改められたタンジェントサイト

 

旧ソ連軍コスプレに欠かせないカービンをエアコッキングガンで

 

 S&TはこのM1938をエアコッキングガンとして再現。リアルウッドを用いたストックは非常にリアルな質感を持ち、機関部の刻印や特徴的なセレクターなども細部にわたって作り込まれている。

 

S&T M1938 Mosin Nagant Carbine エアーコッキングライフル RW
機関部には実銃さながらの刻印が入る。その奥にあるイモネジでホップ調整が可能だ

 

S&T M1938 Mosin Nagant Carbine エアーコッキングライフル RW
フォアエンドとストック下部にはスリングスイベルが埋め込まれている

 

S&T M1938 Mosin Nagant Carbine エアーコッキングライフル RW
引いて回すタイプのセーフティ。左へ回すとセーフティオンとなる

 

S&T M1938 Mosin Nagant Carbine エアーコッキングライフル RW
実銃と同様の位置にマガジンが挿さる。装弾数は37発だ

 

 もちろんエアガンとしても37発の装弾数と安定した実射性能を持ち、シューティングやサバゲーに使うのに充分なポテンシャルを秘めている。とくにソ連軍マニアにはたまらない1挺だ。

 

S&T M1938 Mosin Nagant Carbine エアーコッキングライフル RW

 


 

S&T
M1938 Mosin Nagant Carbine エアーコッキングライフル RW

 

DATA

  • 全長:1,020mm
  • 重量:3,100g
  • 装弾数:37発
  • 価格:¥58,300
  • お問い合わせ先:UFC e-mail:wholesale@ufc-web.com

 

TEXT:アームズマガジンウェブ編集部

 

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年3月号 P.80をもとに再編集したものです。

 

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