サバゲー

2023/02/25

【初心者向け】サバゲーでよく使う用語とサバゲーフィールドについて解説 【用語解説フィールド編】

 

これだけは知っておきたいサバゲー用語

 

 サバイバルゲームでは多種多様な単語が使用される。中には日常では使わないような単語もあり、初心者の方は悩んでしまうことも少なくない。今回はサバゲーやフィールドで使われる各種用語をピックアップしてご紹介しよう。

※用語の厳密な意味はフィールド、ゲームによって異なる場合があります。不明な点がある場合は利用するフィールドに問い合わせましょう

 


 

サバイバルゲームフィールド

 

サバゲーパラダイス

 

 サバイバルゲームフィールドとはその名の通り、主にエアガンを使用してサバゲーをするための施設である。

 主にフィールドで行なわれるイベント(ゲーム)には、『定例会』と『貸切』の2つがある。

 

定例会

 

 フィールドが主催し、定期的に行なわれるイベント。自由に参加することができ、気軽にサバイバルゲームを楽しむことができる。

 参加方法は行きたいフィールドのHP、あるいは電話で予約(※)し、当日の時間に現地に向かうだけ。レンタルや初心者講習など、フィールドによってサービスが異なるので、必ず注意事項には目を通すようにしよう。

 また、周年記念などフィールド主催のイベントも兼ねた定例会が行なわれる場合もある。

 

※フィールドによっては飛び込み(無予約)での参加を歓迎している場所もあるが、貸切予約、満員の場合もあるため、HPか電話で確認しておきたい

 

 

 

 

貸切

 

 メーカーや出版社など、あるいは個人でフィールドを貸し切り、主催するイベント。基本的にゲームの運営は主催者が行なうため(フィールドスタッフにサポートされる場合もある)、レギュレーション、ドレスコード、料金なども主催者が決定する。参加したいイベントがあれば、主催者の案内に従おう。

 

西部劇がテーマの『西部劇ごっこ2022 in No.9

 

G&G ARMAMENTが主催する『G&G LOVERS -THE FINAL REVENGE-』。同社の製品の使用が必須だ

 


 

フィールド内用語


 次はサバイバルゲームフィールドの施設について解説していこう。サバイバルゲームフィールドの施設は大まかに分けてこの3つのエリアで構成される。

 

ゲームフィールド

 

 フィールドのメインとなるエリア。サバゲーが行なわれる場所であるため、足を踏み入れる際は基本的にアイウェアなどの防具が必須。ゲームフィールドの特性は各フィールドによって異なる。

 

バトルシティ。野外に設営され、建物を彷彿させる遮蔽物が多い

 

シューティングレンジ

 

 銃の試射や調整 弾速チェック(※)を行なう場。エアガンを撃つためアイウェアなどの防具の着用が必須。

 

※弾速チェック:ユーザーの使用するエアガンが、フィールドの定める弾速、ルールに遵守しているかのテスト。基本的にチェックをクリアしたエアガンしかフィールドでは使用できない

 

 

セーフティエリア

 

 休憩スペース。ゲーム以外はここでプレイヤーは待機し、次のゲームの準備や雑談に興じる。エアガンを撃つことは禁止されているので、エアガンをセーフティに入れる、銃口管理に気を付けるなど安全管理を徹底する必要がある。

 

※銃口管理:銃口、弾の出る場所から弾が出ないようにする。他人に銃口を向けない、トリガーに指を掛けないなど他の参加者に対して不安になるような行動を行なわないこと

 

 

 多くのフィールドは上記3つのエリアによって構成されている。どこを利用するにあたってもフィールドごとのルールとマナーは守ろう。

 


 

ゲームフィールド内

 

 次はゲームフィールドの内部について紹介していこう。フィールドのジャンルは大まかに分けて下記の3種類になる。

 

  • 森林フィールド
  • 市街地フィールド
  • インドアフィールド

 

 森林、市街地は屋外、インドアは屋内のフィールドである。フィールドによって魅力が違い、立ち回りも少しずつ異なってくる。また、「アウトドア×インドア」や「森林×市街地」といった複合要素を混ぜたフィールドも存在しており多種多様である。 

 この点については、各フィールドの違いや、ジャンルごとに編集部のピックアップしたフィールドを紹介している記事をぜひとも見てもらいたい。

 

貴方が戦いたい戦場はどこ? サバゲーフィールド徹底解説【2023年版】

 

フィールド内用語

 

 次はフィールド内部の構造物やエリアについて、架空ではあるがこちらのマップで解説していく。

 

 

 これはとある場所に存在するフィールド『サバイバルゲームフィールド・アームズマガジン』(※非実在)。北がCQBエリアで、南に森林、その真ん中を貫くようにロングといった要素で構成された、いわゆる市街地×森林フィールドである。

 

 四方にある赤と黄色の丸、これが各チームの『フラッグ』となる。ゲームごとに指定されたフラッグからリスポーン(復活)をするか、そのフラッグを攻防することとなる。

 

  • フラッグ
    サバイバルゲームで陣地やリスポーン地点、攻略目標や防衛拠点となる地点となる場所。フラッグと呼ばれるが、全部のフィールドが旗というわけではなく、フィールドによってその見た目は様々である。

 

2022年11月27日(日)開催イベント「カチョサバ2nd」より
サバゲーマーの方が手にしているのがフラッグの一例。この場合はボタンを長押しと、フラッグ奪取と見なされる

 

SEALsサバイバルゲームフィールド15周年イベントより
11番と書かれた場所にフラッグが設置されている。そこに到達し、置かれているスイッチを長押しする必要がある。だが、当然防備は固いので慎重に前進する必要がある

 

 下の写真のように『櫓(やぐら)』を備えるフィールドもある。この場所を取れたら、上から見下ろしながら射撃したり状況把握もしやすくなるので、ゲームを有利に進められるだろう。
 その周りは『バリケード』によって作られた『CQB』エリアだ。激しい近接戦闘が予想され仲間と連携をした突入や索敵に声掛けが大切になってくる。

 

  • 櫓(やぐら)
    フィールド内部に作られた背の高い構造物のこと。制圧することができれば攻撃・索敵・防衛のどれを取っても役立つこととなるが、存在が判明すると狙われやすい欠点もある。

 

SEALsサバイバルゲームフィールド

 

  • バリケード
    フィールド内に弾避けとして設置されている障害物。フィールドのコンセプトや構造によって素材は様々だが、建物や車輌、コンテナなどそういったもの以外はバリケードと呼ばれる。基本的には動かしてはならない。

 

 

  • CQB
    Close Quarters Battle』の略称。近接戦闘を意味し、サバゲーではバリケードなどが組まれ、入り組んだエリアで発生しやすく、至近距離でのバトルになることも。

 

 

  • キルハウス
    軍や特殊部隊、法執行機関が建物内への突入訓練をするための施設。転じてサバゲーでは遮蔽物に囲まれたボックス状の空間を示すこともある。中に敵が潜んでいる場合、迂闊に踏み込めばヒットされるため、的確なクリアリング(内部の敵を確認)が必要だ。

 

Brave Point 新宿店より。インドアフィールドに多く存在する。外側から見ると死角が多く、隠れ潜むにはもってこいだ​​​​​​

 

 フィールド中央の開けた場所は『ロング』と呼ばれ、遮蔽物間の距離が長くなり、スナイパーなどロングレンジが得意な者同士の激しい戦闘が予想される、迂闊に前に出ると色々な方向から撃たれるから気を付けるように。しかし、ここの安全が確保できれば最短で様々な場所に展開でき、戦況を優位にできる。
 ロングには建物もいくつか設置してあるので、跳弾に気を付けながら有効利用しよう。

 

  • ロング
    フィールドにおける視界が開けた交戦エリアのこと。長いと30~50mまたはそれ以上の接敵距離となる。ロングから各方面への移動や確保を行なうと戦況が大きく変わるので重要なエリアである。

 

 

 フィールドの下は草木が生い茂っている森林エリアだ、森の中なので昼間でも薄暗く『ブッシュ』が多く生えており迷彩服が大活躍するエリアとなっている。
 ここではCQBエリアとは違った形で索敵や戦闘をする能力が求めらるが、迷彩服やギリースーツを着た『アンブッシュ』するプレイヤーを見つけるのは至難の業だ。

 

  • ブッシュ
    植物が生い茂っている藪などを指す。敵から身を隠しやすいが、植物なので隙間があり、場所によっては相手から影が見えたり、撃たれるとBB弾を防げない場合もあるので注意が必要だ。

 

 

  • アンブッシュ
    草木などに潜み、敵を待ち伏せること。

 

 ヒットされたらセーフティエリアに戻るのもいいが、フィールドの内部に作られた『観戦台』や、フィールドの周りに作られた『キャットウォーク』から観戦するのもオススメだ。セーフティエリアにも通じているので戦闘をする中を横切ることもなく安全に戻ることができる。

 

  • キャットウォーク
    スタッフや観戦者が上からゲームを観ることができる通路(ネットなどで防護されていない場合はゴーグル着用必須)。立体的な撃ち合いを目的として設置してあるフィールドもある。

 

 

  • 観戦台
    こちらもプレイヤー以外の人が上からゲームを観戦できる場所。防護されていない場合は、ゴーグル着用必須だ。

 

 

 このようにサバゲーフィールド内には様々なエリアの区分けや構造物の配置がされており、また、フィールドによっては今回解説したような単語ではなく、リアリティを出すためにエリアの名前を『検問所』『監視所』『兵舎』といった固有名詞で示したりと、フィールド側がユーザーを楽しませるために様々な創意工夫を凝らすことも。

 

背景が廃工場となっており唯一無二の雰囲気が楽しめるRock254

 


 

 今回はサバイバルゲームゲームフィールドでよく使用される施設や構造物について解説してきた。フィールドによって細かな差異はあれど、よく使われる用語をピックアップしているので、参考になるはず。サバゲー初心者の方なら、覚えておけばフィールドで戸惑うことも少なくなるだろう。

 

 

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×