エアガン

2019/01/11

気になるM4系電動ガンクロスレビュー・スポーツラインモデル編【2019年2月号掲載】

 

リーズナブルだからと侮るなかれ!話題のスポーツラインモデルをピックアップ

 

スポーツラインモデルとは主にビギナー向けにリリースされている比較的低価格なモデルのことである。多くの海外メーカーがスポーツラインモデルをラインアップしているが、中には安かろう悪かろうというイマイチな製品もある。今回用意した4社のスポーツラインモデルの出来栄えはいかに!?

 

■クロスレビューは7人で採点

 

今回は以下の7名が率直な感想をもとに採点を行う(順不同)。
毛野ブースカ/モロ☆/IRON SIGHT/マック堺/乙夜/松嶋えいみ/東城咲耶子

 

採点方法

各銃を10点満点で採点してもらい、1点=1ポイントとして換算。7人の合計ポイント(つまり満点は70ポイント)を算出して順位を決めた

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【ハイグレードモデル】

実射前に今回用意した電動ガン13挺すべての解説を毛野ブースカが行なった

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【ハイグレードモデル】

さらに実射後にはレビューと採点ポイントを記入してもらった

 


※ここではレビュアーによる感想および採点を中心に抜粋しました。本誌では各製品の特徴についてもくわしく紹介していますのであわせてご覧ください(WEB編集担当)


 

G&GアーマメントCM16 Raider 2.0L

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

 

 G&GアーマメントのCM16シリーズは、コストパフォーマンスに優れたモデルとして多くのサバイバルゲーマーに愛用されている。今回用意したRaider2.0Lはロングバレル+GOS-V5 PDWストック+ MOSFETのコンビネーションとなっている。強化樹脂製ハンドガードはM-LOK仕様となっており、トレンドに敏感なG&Gアーマメントらしい。軽量で取り回しやすく、サバイバルゲームのメインウェポンとして候補に挙げたい1挺だ。

 

DATA

  • 全長:750mm
  • 重量:2.300g
  • 装弾数:450発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:ホワイトハウス

 

チェックポイント

  • 樹脂製レシーバー
  • 樹脂製ハンドガード
  • MOSFET 搭載
  • アンビマガジンキャッチ

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

毛野「レシーバーからM-LOKハンドガードまですべて樹脂製だが剛性はしっかりしている。金属製でなくても充分という感じがする」

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

松嶋「とっても軽い!でもバレルとストックのバランスが気になった…」

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

東城「反動が!ビョンビョンする!!室内サバゲにいいかも!」

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

モロ☆「独特なスプリングの鳴りが気になる!スタイルに惚れて買うならアリかなぁ。」

 

クロスレビューRESULT

 

毛野ブースカ 7ポイント
モロ☆ 5ポイント
IRON SIGHT 7ポイント
マック堺 8ポイント
乙夜 7ポイント
松嶋えいみ 5ポイント
東城咲耶子 6ポイント

合計45ポイント

 


 

ICSエアソフト CXP-PELEADOR スポーツラインブラック

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

 

 M-LOKハンドガードやアッパー/ロアレシーバーなど主要パーツはナイロンファイバー製のこのモデル。内部メカはICSエアソフトの代名詞となっている上下分割式のスプリットギアボックスを導入。さらにMOSFETも標準装備されており、上位機種に匹敵する装備が備わっている。バッテリーコードは先に紹介したMMRカービンと同様、バッファーチューブ下に配線されている。オリジナリティと実用性を兼ね備えている電動ガンだ。

 

DATA

  • 全長:817mm/894mm(ストック伸張時)
  • 重量:2,369g
  • 装弾数:300発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:AWC

 

チェックポイント

  • 樹脂製レシーバー
  • 樹脂製M-LOK ハンドガード
  • MOSFET 搭載
  • スプリットギアボックス搭載

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

東城「ウルトラ軽い! 弾道もストレートでリーズナブルなのに安定感ある~!」

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

モロ☆「うわっ軽っ!すごく割り切った造りだけど、コスパは納得!」

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

堺「撃ちやすい」

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

乙夜「いちばんの安定感。サバゲで問題なく使える。長期間使用して壊れにくいのであればパーフェクト」

 

クロスレビューRESULT

 

毛野ブースカ 8ポイント
モロ☆ 6ポイント
IRON SIGHT 8ポイント
マック堺 9ポイント
乙夜 9ポイント
松嶋えいみ 6ポイント
東城咲耶子 8ポイント

合計54ポイント

 


 

S&T HK417 スポーツライン

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

 

 ヘッケラー&コックのバトルライフルHK417がついにスポーツラインとしてリリースされた。レシーバーやハンドガード、ストックは樹脂製なので、大柄なボディのわりには軽い。外観もHK417の特徴を捉えている。バッファーチューブが通常のM4カービンと同じなのでリアルではないが(実銃はひと回り太い)、M4系ストックに換装できるというメリットもある。HK417が欲しい方にはぜひ手にとって完成度を確かめてほしい。

 

DATA

  • 全長:910mm/990mm(ストック伸張時)
  • 重量:2,790g
  • 装弾数:400発
  • 価格:¥30,240
  • お問い合わせ先:UFC

 

チェックポイント

  • スポーツラインでは初のHK417
  • レシーバー、ハンドガードはすべてナイロンファイバー製
  • 専用マガジンの装弾数は400発
  • ガンモール東京での販売価格は2万円台前半

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

乙夜「フロントサイトが短すぎてロストする…HK417の重量感がない…」

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

堺「少々首回りの剛性感が足りない感じがするが、弾道は安定している」

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

松嶋「HK417が欲しいけど東京マルイの次世代電動ガンが買えないって方にいいですね!」

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

IRON「機動力を生かせそうな軽さは◎。バトルライフルとして扱いやすい」

 

クロスレビューRESULT

 

毛野ブースカ 8ポイント
モロ☆ 8ポイント
IRON SIGHT 9ポイント
マック堺 8ポイント
乙夜 5ポイント
松嶋えいみ 8ポイント
東城咲耶子 7ポイント

合計53ポイント

 


 

CYMA Knight's URX2 スポーツライン

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

 

 CYMA のKnight's URX2スポーツラインはこれぞスポーツラインと呼べる特徴を備えている。まず電動ガンを持ったことのある方なら誰しも驚くのがその軽さだ。まるでハンドガンのように軽く、片手で構えられるほどだ。ナイツアーマメントの刻印が入ったボディーはオールTANカラーで、見た目の質感は申し分ない。価格もガスブローバックハンドガン並みで、予算はないけど電動ガンが欲しいという方にお薦めだ。

 

DATA

  • 全長:840mm/910mm(ストック伸張時)
  • 重量:1,930g
  • 装弾数:300発
  • 価格:¥19,440
  • お問い合わせ先:UFC

 

チェックポイント

  • レシーバー、ハンドガードは樹脂製
  • ボディカラーはTAN
  • バッテリーが着脱・収納しやすいストック
  • ガンモール東京での販売価格は1万円前半

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

東城「ゆるふわ。撃ってる感じがふにゃふにゃする…でも何より安い!! ハンドガンのような値段。すごい」

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

IRON「モーターの性能の低さとギア鳴りが少々するが、弾道は素直」

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

毛野「手に取った時の軽さに思わず軽っ!と声を出してしまった。価格相応かもしれないが、意外と撃ち味はいいかも」

 

気になるM4系電動ガンクロスレビュー【スポーツラインモデル】

乙夜「モーターからの若干のノイズ音が気になるが不安、壊れそう?。でも価格を考慮すれば充分かも」

 

クロスレビューRESULT

 

毛野ブースカ 6ポイント
モロ☆ 7ポイント
IRON SIGHT 6ポイント
マック堺 7ポイント
乙夜 5ポイント
松嶋えいみ 5ポイント
東城咲耶子 6ポイント

合計42ポイント

 


この記事は2019年2月号 P.46~51より抜粋・再編集したものです。

 

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