2022/04/23
検証!! 1,860円のカモフラージュネットで隠れられる?
1,860円で隠れてみよう
ギリースーツで遊んでみたい。だけど、あまりお金をかけたくない……という方もいるだろう。そこで編集部が着目したのは、カモフラージュネットだ。ホームセンターの園芸用品売り場などで陳列されているカモフラージュネットは様々なカラーバリエーションが存在し、意外とお値段もお手頃だ。今回は編集部スタッフがカモフラージュネットを使ってその迷彩効果を実験してみた。
今回使用したカモフラージュネットは編集部スタッフが庭の装飾用にホームセンターで買ったもの。価格は1,860円とお手頃であり、サバイバルゲームフィールドの装飾にも使われることも。今回はこれを使用して検証してみた。
実験①
シンプルにまとってみる
今回用意したカモフラージュネットは3m×2mといったサイズ。大きさも充分なので、まずはマントのように身にまとってみることにした。
写真を見るとわかるように身体の輪郭を消すことに成功している。カラーによっては実際に茂みの中に溶け込むことができそうだ。また、身体が大柄な人でも臨機応変に対応することができる。意外と汎用性もありそうだ。ただし、調整が難しいので移動するときは引きずらないように気をつけなければならない。
実験②
被ってみる
それでは茂みの傍で伏せた姿勢で被ってみるとどうなるのだろうか。丁度、茂みと落ち葉の境目があったのでそこに伏せ、被ってみた。
すっぽり被ることに成功。だが落ち葉とも茂みとも馴染めずに浮いてしまった。色が単調なのが原因の1つだろう。
では地面の窪みや丘付近で座り、ネットを被ってみたら?
一見、失敗のようにも見えるが、仮にこのネットが落ち葉の色合いだったなら……?
場所は選ぶものの、背景が単調ならば充分に実力を発揮しそうだ。もし落ち葉のカラーのカモフラージュネットが手に入れば、実験してみる価値はありそうだ。
実験③
隠れ身の術
マンガやアニメで登場する忍者が行なう術「隠れ身の術」。土壁などに布を利用して同化し、敵をやり過ごす――といったイメージがある術だ。このネットならばそれが再現できるのではないか、と思い、実験してみた。
結果、ネットは薄いせいで光で透けてしまい、人の輪郭がはっきりわかってしまうことに気が付いた。これでは明らかに不自然である。
まとめ
他にも様々な検証を試みたところ、使いどころを工夫すれば、それなりに風景に溶
け込めることがわかった。だが、長方形で大きいことから引きずってしまうなど、持ち運びが難しい点も見られた。だが、どこか1カ所に潜伏するなどの使用方法は非常に有用なので、自陣での待ち伏せなどに活用できそうだ。。このカモフラージュネットに限らず、他にも様々なカモフラージュアイテムが市場で出回っているので、ぜひそういったアイテムも駆使してみてはいかがだろうか。
次回は注目のギリースーツグッズを紹介しよう。
TEXT:珈琲
撮影協力:ビレッジワン
この記事は月刊アームズマガジン2022年4月号 P.76~79をもとに再編集したものです。