エアガン

2022/03/18

コルトパイソンをリーズナブルに楽しもう「クラウンモデル コルトパイソン .357マグナム シルバータイプ 4インチ & 6インチ ガスリボルバー」

 

ガスリボルバーの入門編

 

 1960~1980年代の名銃、いわゆるネオクラシックガンは世代を問わず人気があり、定番中の定番といえる。その中でもS&WのM19、M29に匹敵する知名度があるリボルバーといえば、コルトパイソンだろう。

 今回はそんな名銃、コルトパイソンをリーズナブルに再現したクラウンモデルのガスリボルバー「コルトパイソン .357マグナム シルバータイプ 4インチ & 6インチ ガスリボルバー」を紹介しよう。

 


 

クラウンモデル

コルトパイソン

.357マグナム シルバータイプ 4インチ & 6インチ ガスリボルバー

 

 

DATA

  • 全長:243mm/295mm
  • 全高:142mm
  • 全幅:38mm
  • 重量:530g/580g
  • 装弾数:6発
  • 価格:4インチ、6インチともに¥10,450
  • お問い合わせ先:クラウンモデル

*データは前が4インチ、後が6インチ

 

 実銃では、同じ口径である場合はリボルバーのほうが高い性能を示すそうだ。確かにリボルバーはバレルがフレームにガッチリ固定されているので頷ける話だ。しかし、エアガンとなると話は変わってくる。シリンダーとバレルの間にはわずかではあるが空間を設ける必要があるので、そこからエネルギーをロスしてしまうのだ。それ以外にも様々な問題があるのがエアガンでリボルバーがモデル化されにくい理由だ。しかし、それらをはねのけてガスリボルバーを展開するのがクラウンモデルだ。しかも、リボルバーの旨味を最大限味わえるカート式である。

 

ランプドタイプのフロントサイトにはオレンジのインサートが入れられている

 

リアサイトは上下左右に調整可能。ハンマーの突起も大きくリアルな形状となっている

 

トリガー上部にセーフティが設けられておりランパントコルトの刻印も入れられている

 

このスイングアウトしている姿がリボルバーの醍醐味だろう。もちろんエジェクターも作動するので、排莢もスムーズだ

 

まるで木製グリップのような風合いのグリップ。樹脂製だが雰囲気は充分。ガスタンクはグリップ内に内蔵されている

 

BB弾はカート後端にロードする方式だ。少々短いサイズではあるものの、カート式のガスリボルバーは数少ない

 

 少々遠慮したサイズのカートリッジではあるが、雰囲気は充分楽しめる。コッキングモデルと違いしっかりダブルアクションとシングルアクションのどちらも楽しむことができるガスリボルバーの入門編に、このモデルは最適といえるだろう。比較的リーズナブルな価格設定もありがたい。

 

TEXT:アームズマガジン編集部

 

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年3月号 P.55をもとに再編集したものです。

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