エアガン

2022/03/06

ドラグノフがブラックになって登場「AGM ドラグノフSVD エアブラック」

 

モダンなブラック仕上げのドラグノフが登場

 

AGM ドラグノフSVD エアブラック

 

 ドラグノフSVDは、冷戦時代の東側陣営で唯一といわれたスナイパーライフルである。パーツの多くとレイアウトがAKシリーズと酷似しており、スナイパーライフルでありながらアサルトライフルのAKと同一の操作性を持たせたところはARシリーズより先行した画期的なアイデアであった。本格的なプレジションライフルではなくマークスマンライフルであるが、ソ連式の分隊ごとに狙撃手を同行させるマークスマンスタイルには最適であった。

 

AGM ドラグノフSVD エアブラック

 

オールブラックで仕上げたエアコッキングSVD

 

 ドラグノフSVDは東側を代表する数少ないスナイパーライフルのためトイガン化の要望は高く、すでに数社から発売もされているがAGMのモデルは数あるドラグノフの中でも人気が高い。その理由はエアコッキング方式を採用し確実な作動と低価格を実現しているからだ。誰でも簡単に操作できるのと静寂性の高さ、そして他のエアコッキング式ライフルにはない独特のスタイルは魅力的である。加えて高い命中精度に不可欠なバレル長も充分な長さを確保している。今回紹介するのはそんなAGMのドラグノフSVDのオールブラックバージョンだ。

 

AGM ドラグノフSVD エアブラック
ハンドガードは強化プラスチックタイプがチョイスされた。ブラックに統一されたおかげでドラグノフのシャープな印象が強調されている

 

AGM ドラグノフSVD エアブラック
フロントサイト一体式のロングハイダーを装備。フロントサイトは固定式だがガードが付いているのでラフに扱っても破損しない

 

AGM ドラグノフSVD エアブラック
フィクスドのスケルトンストックはピストルグリップも兼ね備えている。オープンサイトで狙うときにはチークピースを外せる

 

AGM ドラグノフSVD エアブラック
メタルレシーバーには共産圏の銃らしく刻印も何もない。セレクターレバーはシンプルで上からセーフ、ファイア(セミ)となっている

 

AGM ドラグノフSVD エアブラック
タンジェントタイプのリアサイトはシンプルな構造だが実用性が高く近距離での使用に適している

 

AGM ドラグノフSVD エアブラック
コッキングはサイドハンドルのみで行なう。ストロークはショートストロークなので慣れれば速射することも可能だろう

 

AGM ドラグノフSVD エアブラック
装弾数30発のマガジンは金属製。スプリングテンションで確実にBB弾を給弾してくれる

 

AGM ドラグノフSVD エアブラック
サイドマウントレールには別売のPSO-1型4倍スコープ(¥27,500)を装着可能。ドラグノフには欠かせないアイテムだ

 

 金属製の外装パーツを多用しているので剛性が高いのも魅力的だ。スナイピングに必要不可欠なスコープもサイドレールに別売のドラグノフ専用のPSO-1型4倍スコープを装着すれば完璧なスナイパーライフルとなる。カスタムベースやリアル派はもちろんだが、初心者にもお薦めできるトイガンだ。

 

AGM ドラグノフSVD エアブラック

 


 

AGM
ドラグノフSVD エアブラック

 

DATA

  • 全長:1,204mm
  • 重量:2,830g
  • 装弾数:30発
  • 価格:¥21,780
  • お問い合わせ先:UFC e-mail:wholesale@ufc-web.com

 

TEXT:IRON SIGHT/アームズマガジンウェブ編集部
MODEL:夏本あさみ
PHOTO:須田壱
HAIR & MAKE UP:西田聡子
撮影協力:東京サバゲパーク

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年4月号 P.118~119をもとに再編集したものです。

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