2022/01/25
新春初買!! アームズ編集部が買ったエアガン「M870 TAC-14 Tac.」
新しいジャンルに挑戦してみる
何か新しいことを始めるには、新春というのはいい機会である。アームズマガジン編集部の珈琲は今までハンドガンにこだわってサバゲーに挑み続けてきたが、これを機会に新しいジャンルに手を伸ばしてみようと思い立った。
ただし、自分のサバゲーのこだわりは『身軽に動けること』。そうなると両手をふさがるような大物は避けたい。頭を悩ませながら新春フェアをめぐっていると、ひとつのエアガンに巡り合った。
CYMA
M870 TAC-14 Tac. スポーツライン
DATA
- 全長:630mm
- 重量:1,150g
- 装弾数:30発
- 価格:¥17,600
- お問い合わせ先:UFC e-mail:wholesale@ufc-web.com
レミントンM870は1960年代に登場して以降、各国の軍や警察のみならずハンティングなどにも用いられているショットガン界の大ベテランだ。だが、そんな面影をあまり感じさせない、奇抜なデザインのこの1挺。
ところが手に持ってみると、意外に悪くはない。
取り回しも文句がなく、コッキングしやすい。さらにトリガーを引きながらフォアエンドを操作することで発射するラピットファイアもできるのだ。ショットシェル型のマガジンの装弾数は30発なので、頑張れば3×10連射の弾雨をエアコキで浴びせられるのだ。そんな連射を浴びせられたら敵は悲鳴を上げるしかないだろう(その代わり、自分の腕の筋肉が悲鳴を上げそうだが)。
側面のシェルホルダーをフルに使えば、1ゲームで発射可能な弾数は最大150発。上手く立ち回れば圧倒的な火力で敵を殲滅できるはずだ(その代わり、自分の腕の筋繊維も殲滅されそうだが)。
ちなみにシェルを挿入したシェルホルダーはしっかりシェルをホールドし、逆さまにしても抜けない。多少振り回しても問題なし。ただスリングなどでこのエアガンを提げてフィールドを走り回ると、少しズレていたので抜け落ちないように定期的に気を配る必要はあるだろう。
まとめ
ということで早速この銃を手に入れ、予備のショットシェルとスリングを揃えて装備。そのままサバイバルゲームに挑戦してみると、確かにその良さが伝わってくる。取り回しが良く、ハンドガンの立ち回りで扱うことができる。また面での制圧力があるので、拓けた場所でも充分な火力を発揮できる。特にセミオート戦では段違いに威力を発揮してくれた。
また圧倒的な火力は牽制にも利用できる。ショットガンの連射で敵を食い止め、その間に仲間が迂回して裏取り、敵を殲滅するという場面も生まれて非常に楽しかった。ただ、スリングを用いて携行する場合、腰に帯びたホルスターとぶつかってしまうという点があった。そこは要改良だろう。
こうして新しいジャンルのエアガンに手を出してみたが、別の戦い方に挑戦するのも新鮮で面白い。ショットガンを試したことがない方はそちらもぜひお楽しみいただければ幸いだ。またショットガンを愛用している方も、別のジャンルのエアガンを楽しんでみてはいかがだろうか?
TEXT:サバゲー翌日、腕が筋肉痛になった珈琲