エアガン
2021/12/09
木製ストックを装備したオールドスタイルのM40「S&T M40エアーコッキングライフル リアルウッド」
ベトナム戦争当時の初期型をイメージ
アメリカ海兵隊の思想に基づいて採用されたスナイパーライフル
1960年代初頭のベトナム戦争以降急成長した米軍の小火器開発の中で最も成功したのが狙撃銃システムだ。陸軍と海兵隊では精密射撃への考え方が異なり、陸軍がM14の精度を高めたM21を採用したのに対して海兵隊はレミントンモデル700スポーツライフルをベースにしたM40を開発。1966年から現在までバージョンアップを繰り返しながらも海兵隊スナイパーの良き相棒であり続けている。
美しい仕上げの木製ストックを装備したエアコッキングライフル
S&TのM40は初期型のM40の特徴をよく捉えている。まず一番目を引くのは木製ストックだろう。木目もキレイで重量があるのでしっかりと構えられる。また剛性が高く少々ラフに扱ってもビクともしないのでゲームユース向きともいえるだろう。コッキングは非常にスムーズなので、慣れればある程度の速射も可能だ。
樹脂製ストック全盛期の中で、S&TのM40はオールドスタイルの狙撃銃として貴重な1挺である。
S&T
M40 エアーコッキングライフル リアルウッド
DATA
- 全長:1,115mm
- 重量:3,010g
- 装弾数:25発
- 価格:¥39,380
- お問い合わせ先:UFC e-mail:wholesale@ufc-web.com
TEXT:IRON SIGHT/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2022年1月号 P.107より加筆・再編集したものです。