2021/06/06
よくわかる「グロック17 Gen.4」のフレーム分解【東京マルイ】
2020年5月に発売されて以来、人気を博しているグロック17 Gen.4。バリエーションの中で最新の1つであり、基本的な分解・組立方法はグロック19ジェネレーション3と同じだ。しかし、デュアルリコイルスプリングとそれに伴うチャンバーカバーの形状が変更され、さらにピストンの形状が異なっているなど、一部パーツに互換性がないので組み替える際には注意が必要だ。
前回はスライドまで分解したので、今回はフレームの分解を解説する。
フレームの分解
POINT
トリガーバースプリングは向きがあるので注意が必要だ。円形のほうがフロントシャーシ側、楕円形のほうがトリガーバーにはまっている。
POINT
リアシャーシ左側にはノッカーロックとスプリングが組み込まれており、リアシャーシを取り出す際にスプリングが飛び出て紛失しやすいので注意。しっかりノッカーロックを指で押さえて取り外そう。
POINT
リアシャーシからシアやノッカー、ハンマーを取り出す前に各スプリングがどのようにテンションがかかっているのかを確認しておくと分解に役立つ上に、組み立てる際にも参考になる。どこにパーツが収まっていたか確認しながら分解しよう。スマホの写真などで記録に残すこともお薦めだ。
全分解図
以上がグロック17 Gen.4の分解方法となる。前述の通り、基本的な分解・組立方法はグロック19ジェネレーション3と同じだが、デュアルリコイルスプリングとそれに伴うチャンバーカバーの形状が変更され、さらにピストンの形状が異なっているなど、一部パーツに互換性がないので注意が必要だ。
次回はそのパーツを比較、互換性について解説しよう。
TEXT:アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2021年6月号 P.36~37より加筆・再編集したものです。