2020/12/22
【再掲・全文掲載】ARROW ARMS「GLOCK1911 .45AUTO Ver. ガスブローバックガン」製品レビュー
毎月、数えきれないほどの新作が発表されるトイガン。これはその中で特に注目を集めたトイガンをピックアップし、改めて紹介するコーナーである。今回、紹介するのはARROW ARMSの「GLOCK1911 .45AUTO Ver. ガスブローバックガン」。この銃は抜粋記事をすでに公開しているが、「月刊アームズマガジン2020年12月号」にて掲載されたレポートを特別に全文掲載する。
グロックがガバメントを作ったらこうなる!?
ARROW ARMSオリジナルのガスブローバックガンが登場
今から数年前、大小問わず実銃メーカーがこぞってガバメントのクローンモデルをリリースする中、とある画像がネット上で話題になった。それはグリップまでマットブラックに仕上げられ、グロックのマークが入ったまさにグロックの雰囲気そのもののガバメント。もしやこれは本物か…と思いきや、エイプリルフールにかけたジョークネタだったのだ。
今回ARROW ARMSから発売されたGLOCK1911 .45AUTO Ver.は、グロック製のガバメントをイメージしたARROW ARMSのオリジナルガスブローバックガンだ。
樹脂製のスライドとフレームはグロックピストルを思わせるマットブラック仕上げ。この銃の最大の特徴はスライドに施された刻印類。グロックピストルと同様のロゴマークや仕様弾を示す刻印が入れられている。滑り止めのテクスチャーが施されたグリップもマットブラック仕上げ。ロングトリガーやアンビサムセーフティ、ビーバーテールグリップセーフティ、デルタリングハンマー、マガジンウェルなどのカスタムパーツも抜かりなく装備されている。
もちろんガスブローバックガンとしての機能も充実している。初回ロットのみ防水加工が施されたナイロン樹脂製ハードケースが標準装備される。ネタだけではなくハンドガンが欲しい方にもお薦めしたいユニークな1挺だ。
DATA
- 全長:222mm
- 重量:692g
- 装弾数:25発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:キンワ
e-mail:sales@kinwa-co.jp
- 集弾性:53mm(8m)
- 平均値:71.3m/s(0.51J)
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
協力:株式会社キンワ
この記事は月刊アームズマガジン2020年12月号 P.22~23より抜粋・再編集したものです。