2020/10/28
ARROW ARMS「GLOCK1911 .45AUTO Ver. ガスブローバックガン」製品レビュー
グロックが作ったガバメント!? 絶妙にリアルな架空銃
今から数年前、大小問わず実銃メーカーがこぞってガバメントのクローンモデルをリリースする中、とある画像がネット上で話題になった。それはグリップまでマットブラックに仕上げられ、グロックのマークが入ったまさにグロックの雰囲気そのもののガバメント。もしやこれは本物か…と思いきや、エイプリルフールにかけたジョークネタだったのだ。
※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。
今回ARROW ARMSから発売されたGLOCK1911 .45AUTO Ver.は、グロック製のガバメントをイメージしたARROW ARMSのオリジナルガスブローバックガンだ。樹脂製のスライドとフレームはグロックピストルを思わせるマットブラック仕上げで、スライドにも刻印類が施されている。
グロックピストルをイメージしてロゴや銃の名称、生産国名が入れられたスライド左側
マズル周りはオーソドックスなバレルブッシングとリコイルスプリングプラグのコンビネーション
リアサイトはカスタムガバメントの定番のノバックタイプをチョイス
乱反射防止のセレーションが入ったシンプルなドーブテールタイプのフロントサイト
滑り止めのテクスチャーが施されたグリップもマットブラック仕上げ。ロングトリガーやアンビサムセーフティ、ビーバーテールグリップセーフティ、デルタリングハンマー、マガジンウェルなどのカスタムパーツも抜かりがない。さらに初回ロットのみ、防水加工が施されたナイロン樹脂製ハードケースが付属する。
カスタムガバメントらしくアンビサムセーフティ、デルタリングハンマー、ビーバーテールグリップセーフティが付属
ロングトリガーはノンホールタイプが付属。スライドストップ、マガジンキャッチはノーマルタイプ
中央にグロックのロゴが入ったマットブラック仕上げのグリップ。グリップスクリューはヘックスタイプ
メインスプリングハウジング一体型のマガジンウェル
防水加工が施されたナイロン樹脂製ハードケースが初回ロット限定で付属する
一見すると実銃にありそうなこのモデル。カスタムガバメントとしての完成度も高い
もちろんガスブローバックガンとしての機能も充実している。話のネタになるだけではなく、優れたハンドガンとしてもお薦めできるユニークな1挺だ。
DATA
- 全長:222mm
- 重量:692g
- 装弾数:25発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:キンワ
e-mail:sales@kinwa-co.jp
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2020年12月号 P.22~23より抜粋・再編集したものです。