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2018/10/04

リトルアーモリー MP5Kコッファーを作ろう【2018年11月号掲載】

MP5Kコッファータイプを作ろう!

 

トミーテックの1/12銃火器プラキット「LittleArmory(リトルアーモリー)」シリーズに、要人警護任務向けのアタッシュケース擬態ウェポン「MP5Kコッファータイプ」がラインアップする。キットは中身のMP5Kに加え、収めたままでも発砲できるギミックを持つケースを再現。今回は特にケースを丁寧に仕上げることを主眼に製作してみよう。

 


 

リトルアーモリー MP5Kコッファーを作ろう

MP5K コッファーは偽装ケースでMP5Kを隠匿携行できる特殊ウェポン。要人警護任務において一般人に威圧感を与えない上に、襲撃に速やかに反撃できるのだ

 

リトルアーモリー MP5Kコッファーを作ろう

取っ手にはトリガーと連動したスイッチが配され銃口部も開口されているので、ケースに入れたままでも射撃できる

 

LittleArmory MP5Kコッファータイプ
●発売元/トミーテック
●価格/ ¥1,512  10月予定
※「figma 椎名六花」は別売です。

 


 

アタッシュケース内側の処理

 

アタッシュケースの内側には押し出しピン跡(ナイフで示している箇所)があり、実物にはないので埋めるか削り落としておきたい

 

リトルアーモリー MP5Kコッファーを作ろう

 

リトルアーモリー MP5Kコッファーを作ろう

 

 

このパーツの場合凸状のピン跡なので、幅広のノミ等で削り落とす。ここではシモムラアレックのF-V6という面出し切削ツールを使ってみた

 

リトルアーモリー MP5Kコッファーを作ろう

 

リトルアーモリー MP5Kコッファーを作ろう

 

 

刃物で削り取ったりパテで埋めたりした後は、紙ヤスリで仕上げる

 

リトルアーモリー MP5Kコッファーを作ろう

 

 

400番程度まで仕上げた状態。この後、GSIクレオスの黒いサーフェイサーを吹いて仕上げとした

 

リトルアーモリー MP5Kコッファーを作ろう

 


 

ケースの面出し

 

アタッシュケース側面は組み立ててからヤスリで面出しすると、カッチリ感が出る。パーツの合わせ面に削り粉が溜まるので、面出しが終わったら水洗いをしておこう

 

リトルアーモリー MP5Kコッファーを作ろう

 

リトルアーモリー MP5Kコッファーを作ろう

 


 

セレクター標示の塗装

 

セレクター標示のモールドにエナメル系塗料をスミ入れする。赤色はそのまま使うと暗く沈むので、少々白を混ぜて明度を上げるときれいに見える

 

リトルアーモリー MP5Kコッファーを作ろう

 


 

完成!

 

リトルアーモリー MP5Kコッファーを作ろう

ケース内の銃のマウントはMP5/G3のスコープマウントと同様の形状で、クイックリリースを備えている。接着しないでおけばMP5Kの着脱が可能に

 

リトルアーモリー MP5Kコッファーを作ろう

 

ケース内を丁寧に処理したことで、開けた状態にしても見映えがよくなった。キットはトリガーとのリンク機構や予備マガジンのアタッチメントなどもしっかり再現

 

リトルアーモリー MP5Kコッファーを作ろう

要人警護官の銃ということで、ウェザリングはせずきれいに仕上げた。実物の写真資料を見るとケースは樹脂製のようだったので、黒いサーフェイサーで質感を再現した。H&Kらしく合理的で分かりやすいセレクター標示は、モールドを活かしたスミ入れで再現。赤と白がアクセントに

 

 

製作・文/國谷忠伸
リトルアーモリー公式HP: http://www.littlearmory.jp/

 


 

製作How to満載で特別付録のキットも付いてくる
「リトルアーモリー ミニチュア ガンスミス スクール」(ホビージャパン刊)が9月29日に発売!!

 

リトルアーモリー ミニチュア ガンスミス スクール

 

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(c)2013 TOMYTEC

 


この記事は2018年11月号 P.142~144より抜粋・再編集したものです。

 

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