2020/10/17
ARES「KACストーナーLMG電動ガン 2020バージョン」製品レビュー
ナイツが誇るLMGを再現した電動ガンの最新モデル
ナイツアーマメントの製品群の中でも異色の存在であるKACストーナーLMG。M16の生みの親であるユージン・ストーナーが晩年開発に携わり、ストーナーの死後はナイツアーマメントがその意思を引き継いで完成させたのがこのモデルだ。ナイツ版のストーナーLMGは、同じ5.56mm×45弾を使用するFN M249 MINIMIに比べて軽量・コンパクトなのが特徴。現在は発展版の「LAMG(ライト・アサルト・マシンガン)」がラインアップされている。
ARESは他社に先駆けてナイツ版ストーナーLMGを電動ガンでモデル化。今回、主に電装系をグレードアップした最新版が登場した。
LMGらしくクーリングホール(放熱用穴)と上下左右にピカティニーレールが配されたハンドガード
スクエアフォルムのレシーバー右側に設けられたエジェクションポートとチャージングハンドル
レシーバー上面には各種光学機器が搭載できるピカティニースペックのマウントベースが付属
非常にシンプルなデザインのリトラクタブルストック。リリースボタンはバットプレート上部に設けられている
レシーバーにはリアルなマーキングが施されている
従来型では銃本体内にバッテリーを収納していたが、最新版ではボックスマガジン内に収納。ボックスマガジンを装着すると銃本体下部にある端子とボックスマガジン上部の端子が接触、銃本体に電源が供給される仕組みとなっている。バッテリーは給弾用の電源も兼用している。
最新版の特徴である装弾数1,500発の電動給弾式ボックスマガジン。マガジン上部に設けられた端子から銃本体に電源が供給される
従来型に比べて使い勝手、機動性が向上しており、エアガンにもストーナーの開発コンセプトがしっかり反映されているのが実感できる。LMGが欲しい方にお薦めしたい1挺だ。
DATA
- 全長:820mm/890mm(ストック伸長時)
- 重量:4,570g
- 装弾数:1,500発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:キンワ
e-mail:sales@kinwa-co.jp
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:本上みらの
HAIR & MAKE UP:伊達美紀
撮影協力:SEALs サバイバルゲームフィールド
この記事は月刊アームズマガジン2020年11月号 P.95より抜粋・再編集したものです。