2020/08/28
Shooting Challenge! Armsターゲットでトレーニング!
速さと正確さを高めてシューティングスキルをアップしよう!
月刊アームズマガジン10月号には「チャレンジターゲット」がついてくる。今回はトレーニング用として絵柄の異なる4種類のターゲットを用意。4つ折り状態となっているので、カッターやハサミで切り離して使おう。各ターゲットは約A4判なのでコピーすれば何度でもトレーニングできるぞ!
■ラウンドアバウトスタイルターゲット
アメリカが発祥の日本でも人気のあるシューティングマッチ「スチールチャレンジ」。そのステージの中から知名度の高い「ラウンドアバウト」をペーパーターゲットでアレンジしたのがこのターゲットだ。
ターゲットまでの距離は3m。ターゲットに1発ずつ撃ち込み、真ん中のストッププレート以外のターゲットを撃つ順番は自由。5枚のターゲットすべてを当てられるまでの時間を競う。撃つ順番を熟考し、リズミカルに撃つのがポイントだ。
ターゲットまでの距離は3mだがエアガン版のラウンドアバウトより難しく感じる
■マルチプルシルエットターゲット
4種類のIPSCタイプのマンターゲットが10個並んだこのターゲット。ターゲットまでの距離は3m。スタート方法はラウンドアバウトスタイルターゲットと同じ。
スタートはテーブルの上に銃とスマートフォンもしくはストップウォッチを置いてハンズアップの姿勢を取る
ただし制限弾数は10発となり、ターゲットに書かれた番号どおりに撃ち込んでいく、つまり特大→大→中→小と撃ち進むにつれて難易度が上がっていくのだ。1発外すごとに「+1秒」のペナルティが加わるので、スムーズかつ正確に撃つことがポイントだ。
■タクティカルトレーニングターゲット
撃ってもポイントにならない黒色の部分(=ハードカバー)があるIPSCタイプのマンターゲットが3個並んだこのターゲット。それぞれのターゲットにダブルタップ(2発)で撃ち込んでいく。ハンドガンだけではなくライフルを組み合わせてタクティカルトレーニング用としてそのまま使うもよし、ここで紹介するIPSCのドリルのひとつ「エル・プレジデンテ」をイメージした撃ち方でトライするもよしだ。
「エル・プレジデンテ」をイメージしてターゲットを背にしてハンズアップ姿勢からスタート
■ブルズアイターゲット
もっともシンプルで奥が深いのがこのターゲット。通常のブルズアイターゲットとしても使えるが、今回は各ターゲットに1発ずつ6発×3回、合計18発撃ち込む。1ストリング(=6発)撃つごとに射撃姿勢を変える、つまり3回射撃姿勢を変えなければならないのだ。
1ストリング撃つごとに射撃姿勢を変えなければならない。筆者は両手→右手のみ→左手のみで撃ってみた
さらに1発外すごとに「+1秒」のペナルティが加わる。どんな射撃姿勢をとるかは射手の自由だが、速さと正確さの両方が求められる。
ブルズアイターゲットはこちらからダウンロード可能。当サイトでは動画を使った投稿企画も実施しているので、ぜひチェックしてほしい
もちろん紹介した使い方は一例に過ぎないので、自由にアレンジして楽しんでほしい
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2020年10月号 P.24~25より抜粋・再編集したものです。