2020/04/05
南蛮堂の89式カスタム「89タイプゲンブンカービン/先進化軽量小銃」
海外製電動ガンのチューニングや電子トリガーの組み込みで知られる南蛮堂は、89式小銃をベースにしたカスタムガンやカスタムパーツを展開する数少ないカスタムショップだ。そんな南蛮堂が誇るオリジナル89式小銃カスタムを紹介しよう。
先進軽量化小銃
89式小銃を現代のニーズにあわせて近代化を施すプランがもし実行されたとイメージして89式小銃をカスタムしたのが先進軽量化小銃だ。どことなく制式採用された豊和工業製の新小銃を思わせる外観となっている。
伸縮と折りたたみ可能なMASADA用のストックを専用アダプターで装着
素早くマガジンチェンジできるようにオリジナルマグウェルを装着
DATA
ベースガン
カスタムパーツ
・ 南蛮堂 ショートアウター加工¥1,455~2,455(アウターバレル持ち込み)
・ OTS 89式小銃電動ガン用フラットレールシステムショート¥30,000
・ 南蛮堂 89式マグウェルアダプター¥12,500
・ 89式小銃用A&KMASADAストック用アダプター&ストック付セット固定銃床用¥12,500
*写真はカスタムパーツを組み込んだ参考例です
89式短小銃“ゲンブンカービン”
漫画家・小林源文の『トーキョー・ウォーズ』に登場する佐藤という人物が持っている89式小銃のショートカスタム(通称ゲンブンカービン)を再現したもの。南蛮堂はこのモデルをパーツキットで再現。パーツキットと持ち込み加工のほかコンプリートセットも用意されている。
フラッシュハイダーはクラシカルなXM177タイプに換装
ショート化されたアウター バレルとハンドガード
DATA
価 格 ▶ コンプリートセット¥58,364/ 銃本体持ち込み加工¥26,273(どちらも受注生産)
商品のお問い合わせ先▶ 南蛮堂
【アームズマガジンウェブ編集部レビュー】
空想の世界にも89式の波は押し寄せている。今回ご紹介したどちらのモデルも実際には存在しない架空の存在である。しかし、リアリティある設定に基づいて構成されている内容は、とても架空銃とは思えない完成度を誇っている。サバゲでの使いやすさはもちろん、空想世界への入り口としての役割も果たすのだ。
TEXT:毛野ブースカ
編集部レビュー:アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2020年5月号 P.52-53より抜粋・再編集したものです。