2020/02/01
【中編】2019 MOA EXHIBITION
台湾の最新トイガン事情をチェック!
台湾・台北市で開催される恒例のトイガン&ミリタリーイベント「2019 MOA EXHIBITION」が、今年も台北世界貿易センターで12月13日(金)~15日(日)に開催された。世界で躍進を続ける台湾のトイガンメーカーが集結し、最新アイテムの数々が展示されるこのイベントは、アメリカ、ヨーロッパ、そして日本を含むアジア各国のトイガン関係者に注目され、昨年よりも規模を拡大。ここでは3回に渡って各メーカーの注目商品をピックアップしよう。
※ご紹介する製品は日本の銃刀法に適合しないものや、日本国内では発売されないものも含まれています。
MODIFY
PP-2K
ロシアの9mm×19マシンピストルPP-2000をモデル化したGBB。パワーソースはガスとCO2の両方に対応し、各種オプションやフレームのカラーバリエーションも展開予定だ
NORTHEAST AIRSOFT
STEN Mk.2(S)
ステン短機関銃のサイレンサー付き特殊部隊仕様をモデル化したGBB。布製バレルジャケットはインドから素材を取り寄せるなど、質感にこだわったのだとか
9mm機関けん銃
特に日本人の目を引いていたアイテムがコレ。イメージサンプルはキャロットのTRGだが、同社より発売予定のUZI GBBのシステムを搭載し、製品化を目指している
LCT AIRSOFT
ZKS-74M
AK電動ガン「ZK」シリーズと、各種モジュラーパーツがラインアップする「Z SERIES PARTS」も展開。こちらのストックは前後スライド、チークパッド調整、サイドフォールディングなど多機能なもの
POSEIDON
Cerberus
コンパクトなカスタムM4のGBB。M4スタイルのGBBながらフォールディングストックアダプターによりストックをサイドフォールディング化しているのがすごい
JDG Polymer80
東京マルイ、VFC、WEの各社グロック17 Gen3に対応したカスタムポリマーフレーム。ストレートグリップで、アンダーレールはピカティニータイプとなっている
GHK
Glock17 Gen3
とにかくリアルな外観で注目を浴びていたのが、GHKのグロック。スライドとアウターバレルは鍛造スチールからの削り出しで、実銃のように被膜が剥げているのが実にリアル。エキストラクターなども別パーツ化され、トリガープルも実銃に近づけるというこだわりようだ。パワーソースはガスとCO2
GBL
RPG7
こちらはCO2で樹脂製の弾頭を射出できるRPG。試射ブースは大人気で、迫力満点の発射音を響かせていた
SRU PRECISION
SR-PDW-K
3Dプリンタによる各種外装キットを手掛けるメーカー。こちらは各社のグロックをピストルカービンにコンバージョンできるキット
HFC
HG/HGC 501
18世紀のフリントロックピストルをイメージして人気を博したガスガンシリーズ。写真は最新のカラーバリエーション
TEXT:アームズマガジン編集部
この記事は月刊アームズマガジン2020年3月号 P.96~103より抜粋・再編集したものです。