エアガン

2020/01/30

S&T「HK417D 16インチスポーツライン&フルメタルG2電動ガンブラック」製品レビュー

 

今度のHK417は普通じゃない!

磁気センサー内蔵のジェネレーション2メカBOXを搭載

 

S&T「HK417D 16インチスポーツライン&フルメタルG2電動ガンブラック」製品レビュー

※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。

 

●細部まで違いを持たせた2タイプ

 

 スポーツラインとして発売されていたS&TのHK417Dは軽量なナイロンファイバー製で外観はバレル長16インチのカービンタイプで一番使いやすいサイズ。

 アンビセレクターでラバー製パッドプレートは滑りにくく構えた時の安定感もよい。ストックにセパレートタイプのバッテリーが収納可能。非常に使いやすく低価格なサバゲ向けの電動ガンとして好評を得ていた。

 今回リリースされる両モデルの主な違いは材質。スポーツラインがアーリーモデルをナイロンファイバーで再現しているのに対し、フルメタルは改良型を再現。レールハンドガードもそれぞれの材質で再現されているのでバランスがよく、HK特有のレシーバーも再現されリアルさについても問題ない。

 

 

S&T「HK417D 16インチスポーツライン&フルメタルG2電動ガンブラック」製品レビュー

▲HK417D 16インチ スポーツラインG2電動ガンブラック

  • 全長:900mm/1,000mm(ストック伸長時)
  • 重量:2,760g
  • 装弾数:420発
  • 価格:¥33,000

 

 

S&T「HK417D 16インチスポーツライン&フルメタルG2電動ガンブラック」製品レビュー

▲HK417D 16インチフルメタルG2電動ガンブラック

  • 全長:900mm/1,000mm
  • 重量:4,075g
  • 装弾数:420発
  • 価格:¥45,000

 

 

●新型のGeneration2メカボックスを採用

 

 さらに両モデルには、カットオフに物理的なカットオフレバー等がなく、ネオジウム磁石と磁気センサーを使ってギアの回転を制御するGeneration2メカボックスを搭載。

 磁石がセクターギアに埋め込まれ、磁気センサーが磁石を検知すると電力カットするのでカットオフレバーより反応がよく、機械的摩耗によるセミオート不良が発生しづらいのでキレのあるトリガーレスポンスを体感できる。メカボックス形状はバージョン2と変わりない。

 

 

S&T「HK417D 16インチスポーツライン&フルメタルG2電動ガンブラック」製品レビュー

14インチのレールハンドガードは形状こそ同一だが、材質の違いやボルトの有無など、それぞれもモデルによって違いがある(上:スポーツライン/下:フルメタル)

 

S&T「HK417D 16インチスポーツライン&フルメタルG2電動ガンブラック」製品レビュー

スポーツライン(上)のハイダーはA2タイプのバードゲージだが、フルメタル(下)にはリアルなHK417ハイダーをセレクト

 

S&T「HK417D 16インチスポーツライン&フルメタルG2電動ガンブラック」製品レビュー

ホップダイヤルの位置と形状は同一だが、チャンバーの材質がスポーツラインは樹脂製、フルメタルは金属製となっている

 

S&T「HK417D 16インチスポーツライン&フルメタルG2電動ガンブラック」製品レビュー

フルメタルのレシーバーはボルトリリースレバーの誤作動を防ぐガードが付けられた新型レシーバーになっている。HK特有のセレクターポジションマークや各部の刻印もしっかり再現されている

 

S&T「HK417D 16インチスポーツライン&フルメタルG2電動ガンブラック」製品レビュー

HK416と同型のピストルグリップは絶妙に膨らんだ形状と優れたテクスチャーの効果で抜群のグリップ力を誇る

 

S&T「HK417D 16インチスポーツライン&フルメタルG2電動ガンブラック」製品レビュー

ストック内にセパレートタイプのバッテリーが収納できるスペースが確保されている

 

 

 多少ディフォルメされても使いやすさを優先させたい実用派と、再現度にコダワリを持つリアル派の両者を満足させる。軽量でフィールドでも使いやすいスポーツラインかリアルで高級感のあるフルメタルかで、好みにあわせて選択できる。

 

 

  • お問い合わせ先:UFC
    wholesale@ufc-web.com

 

 

TEXT:IRON SIGHT
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:本上みらの
HAIR&MAKE UP:伊達美紀
撮影協力:F2 プラント

 

 


この記事は月刊アームズマガジン2020年3月号 P.74~75より抜粋・再編集したものです。

 

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