2020/01/29
SPECNA ARMS「EDGEシリーズM4電動ガン」製品レビュー
GATE X-ASRを搭載したロックリバーアームズオフィシャルモデル
●ロックリバーアームズとの正式契約モデル
SPECNA ARMSは香港に拠点を置く新進気鋭のエアガンメーカーだ。ここで紹介する同社の最新モデル「EDGEシリーズ」は、M4クローンメーカーとして名高いアメリカのロックリバーアームズとの正式契約により再現された電動ガンである。オーソドックスなARスタイルのレシーバーには実銃同様の刻印が入れられており、カービンタイプからピストルタイプまで全16種類がラインアップされている。
オフィシャルライセンスドモデルらしくロックリバーアームズのトレードマークが入れられている
今回用意したモデルはM4 M-LOK、M4キーモッド、M4 CQB-Rの3タイプ。各モデルともにフリップアップフロント/リアサイト、クレーンタイプストック、工具を使わずにモーターが取り出せるQDグリップ、125連ミッドキャップマガジン(2本付き)、フォアグリップが付属している。
▲SA-E15 EDGE M4 M-LOK
- 全長:790mm/870mm(ストック伸長時)
- 重量:3,050g
- 装弾数:125発
- 価格:オープン(マガジン2本付き)
▲SA-E07 EDGE M4キーモッド
- 全長:690mm/770mm(ストック伸長時)
- 重量:2,950g
- 装弾数:125発
- 価格:オープン(マガジン2本付き)
▲SA-E04 EDGE M4 CQB-R
- 全長:695mm/780mm(ストック伸長時)
- 重量:3,000g
- 装弾数:125発
- 価格:オープン(マガジン2本付き)
工具なしでモーターの着脱ができるユニークなバーチカルスタイルのQDグリップ
装弾数125発のポリマー製ミッドキャップマガジンは2本付属している
●第4世代MOSFET「GATE X-ASR」を搭載
EDGEシリーズの特徴はこれだけではない。最大の特徴は第4世代のMOSFETとして注目されている「GATE X-ASR」が搭載されていることだ。MOSFETそのものは各社が導入しているが、実績のあるメーカーのMOSFETが採用されるのは異例。他社との差別化が図られている。
さらに高精度・高耐久なORIONギアボックス、ロータリーホップアップチャンバー、精密インナーバレルを採用している。
鋭いレスポンスが味わえる「GATE X-ASR」を標準装備。T型コネクター仕様だが日本で一般的なタミヤ型コネクターにも対応
高い命中精度を生み出す精密インナーバレルとロータリーホップアップチャンバーのコンビネーション
カスタムガン並みのスペックを誇る、ディテール、ユーザビリティ、内部メカニズムともに充実したパッケージとなっている。
- お問い合わせ先:キンワ
e-mail:sales@kinwa-co.jp
TEXT:毛野ブースカ
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:本上みらの
HAIR&MAKE UP:伊達美紀
撮影協力:F2 プラント
この記事は月刊アームズマガジン2020年3月号 P.72~73より抜粋・再編集したものです。