2025/06/27
【NEW】ハートフォード コルト M1877 ライトニング 4.5”, 3.5", 2.5"
ハートフォードのコルト M1877 ライトニングが再販される。この機会に本誌2023年2月号に掲載された床井さんのレポート “Colt Model 1877 Lightning Revolver”を、分割する形でWeb公開させて頂くことにした。
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ハートフォードが2023年末に発売したコルト ライトニングのモデルガンが再販される。最初に発売した4.5インチに加え、その後のバリエーションである3.5インチと2.5インチも併せての再販だ。
ライトニングはそのダブルアクションメカニズムからモデルガン化は不可能だと言われてきた。実銃同様のスチール材を用いればもちろん可能だが、日本の法規制下ではそれはできない。亜鉛合金で作った場合、強度が足らずにすぐに動かなくなってしまう。
ハートフォードは2020年2月からその難題に挑戦し、3年半以上の時間を掛けて、ライトニングのモデルガンを完成させた。当初はリアルメカにこだわってみたものの、現実にはやはり不可能だったため、方向性を快調作動に転換、メカニズムに大きくアレンジを加えている。
モデルガンは立体模型として、実銃の忠実な再現を目指す方向性がある一方、作動性を重視し、その形の模型を手に取って動かせることを目指す方向性とがある。ハートフォードのライトニングはその後者に相当する製品だ。
ハートフォードがライトニングの製品化を進めていた2022年末、Gun Professionalsに、コルトライトニングに関する詳細なレポートが掲載された。2023年2月号の床井雅美さんによる“Colt Model 1877 Lightning Revolver”だ。20ページに亘り、詳細にこの銃について解説している。日本語で書かれたライトニングのレポートで、これ以上詳しいものは、過去にはなかったし、これからも無いだろう。
このレポートが本誌に掲載されたことがハートフォードにとって大きな刺激となり、その製品化を急ぐこととなった。事実、ハートフォードはそれまで、ライトニングのモデルガンが製作進行中であることを公にしていなかったが、2023年2月号の発売直後にそれを発表、2023年の終わりごろに発売に至った。
今回、ライトニングモデルガンの再販に際して、そのレポート“Colt Model 1877 Lightning Revolver”をほぼ全文をWebで公開することにした。ライトニングがどのような銃であったかをより多くの人達に知って頂くためだ。
但し、あの時のレポートには、明らかな間違いもあった。誤字ではなく、完全な誤情報だ。今回のWeb公開に際して、その部分は修正させて頂きたい。
レポートは20ページの長文であるため、再掲載は数回に分割、このGun Pro Web 8月号の期間である6月末から7月末の間に順次無料公開させて頂く予定だ。これによってライトニングにご興味をお持ちいただき、モデルガンを欲しいと思ってくださる方が増えることを願っている。
“Colt Model 1877 Lightning Revolver”レポート 初回のWeb公開は2025年7月上旬の予定です。
ハートフォード
コルトM1877ライトニング
口径:.38口径
全長:約230 / 206 / 183mm
銃身長:4.5 / 3.5 / 2.5 インチ
重量:約520 / 510 /504g(カートリッジ含む)
材質:高比重樹脂、亜鉛ダイカスト
装弾数:6発
機構:シングル/ダブルアクション
発火方式:カートリッジ、インナー発火
使用火薬:7mmキャップ
メーカー希望小売価格:
4.5インチ, 3.5インチ, 2.5インチ共に ¥39,380 (いずれも税込)
.38口径リアル発火カートリッジ6発付属
発売時期 2025年7月中旬
お問い合わせ先:ハートフォード東京店
Phone:03-6721-7986
TEXT:GPW Editor
Gun Pro Web 2025年8月号
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