2019/08/12
広島・呉 大和ミュージアム見学記
ツインテールをなびかせて巷で話題のサバイバルゲームから銃や装備など、かすみんが気になるモノをピックアップ!! 今回は旅行記! 先月号の三原佐木島サバイバルゲーム大会の帰りに広島の大和ミュージアムに行ってきました!
5月12日に広島県三原市佐木島で開催された「第1回三原市佐木島サバイバルゲーム大会」にAIRSOFT97アキバ店として出店しました。「せっかく広島に来たのだから、行きたい場所がある!」と97アキバ店開発部(写真部)の2名の強い希望により、呉市海事歴史科学館、愛称:大和ミュージアムへ行ってきました!
入館すると目前には10分の1の戦艦大和。写真を撮る!撮る! 撮る!
存在感が凄い! これで10分の1のサイズなので、実物はとてつもない大きさだったのでしょう。航行中の大和の写真を見ると、海に浮いているのが不思議に見えます!
この零戦62型はエンジントラブルで琵琶湖に不時着した機体だそうです。終戦末期に生産され、日本で展示されている実物の62型を見られるのはここだけということで、たくさんの方が見ていました。シンプルで思ったより小さく、美しかったです!
特攻兵器「回天十型」の試作機。人間が魚雷に乗って操縦しながら、敵艦に体当たりするという驚きの兵器。一型・二型・四型・十型とあり、この十型は九二式電気魚雷を元に作られ、本土決戦の近距離用でしたが、実戦投入されず終戦を迎えたそうです
また館内では「海底に眠る軍艦-大和と武蔵-」の企画展が開催中でした。私は地元沖縄では太平洋戦争の地上戦の歴史を幼い頃から度々学んできましたが、大和や武蔵の貴重な資料は目にする機会はほとんどなかったので、今回、じっくりと勉強させていただきました。
海底から引き上げられた46センチ主砲用の火薬缶。今回の企画展で初めて一般公開された。貴重な遺物が見れて大興奮です!
新たにサルベージされ、この企画展から初めて一般公開された遺物などもあり、今でも大和や武蔵はまだ息づいているんだなと感じました。呉海軍工廠で建造された大和は日本の造船技術の進歩に貢献し、現在は平和の大切さを伝えてくれるシンボルとしてあるのだと思いました。様々な映画、小説、漫画、アニメ作品に登場する大和をまたこれまでとは違った視点で見てみたいと思います!
大和ミュージアムのすぐ隣にあった…潜水艦? こちらは海上自衛隊呉資料館! 潜水艦「あきしお」の中も見学してきました!
操舵席に座らせてもらいました! 夜間照明を付けると雰囲気抜群です。潜水艦なので当たり前ですが、窓がないので違和感があります。(笑)操舵室にある潜望鏡(Nikon製)も実際に覗かせてもらいました
ボランティアで展示品の案内を務めていた方が「大和と来館をきっかけに若い世代の人にもっと日本の歴史を知ってもらいたい」とおっしゃっていました。一度広島へ行かれる際はぜひ、大和ミュージアムへ来館することをオススメします!
大和は重厚感溢れる艦橋がカッコいい!! と思うのは私だけではないはず。見ていると圧倒されます!
TEXT:かすみん
PHOTO:Callas、GOAT
協力:AIRSOFT97
Twitter:@aburaneko517
公式LINE:@kasumin
この記事は月刊アームズマガジン2019年9月号 P.234より抜粋・再編集したものです。