エアガン

2019/07/26

タナカ「SIG P226 レールドフレームEVO2 フレームHWモデルガン」製品レビュー

 

軽快ブローバックで快感連射のエリートガン!

 

タナカ「SIG P226 レールドフレームEVO2 フレームHWモデルガン」製品レビュー

※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。

 

●特殊部隊の標準装備

 

タナカ「SIG P226 レールドフレームEVO2 フレームHWモデルガン」製品レビュー

 

 P226は、1980年代に行なわれたアメリカ軍の次期制式軍用拳銃を決めるトライアルに提出するため、P220をベースに開発された。そして最終選考まで残ったものの、ベレッタ92に惜しくも敗れその栄冠を手にできなかった。しかし性能的に両者は大差なく、決め手は製造コストだったという話もある。そんなこともあって、非常に優れたダブルアクションピストルであったP226は、ネイビーシールズや国土安全保障省、ドイツのGSG9、イギリスのSASなど、世界各国の特殊部隊や政府機関、法執行機関で制式採用されている。

 そんなP226にはバリエーションも多い。そして、新型のグリップを装着し、ダストカバー部にアクセサリーレールをカットしたのがレールドフレーム、通称P226Rだ。

 

 

●特殊ABS樹脂+EVO2カートリッジで快調作動

 

 タナカはこの人気モデル、P226レールドフレームのブローバックモデルガンを発売する。カートリッジは軽量で腐食に強い硬質アルミを採用し、汚れが落ちやすく、繰り返し使える高い耐久性も実現したEVO2。軽やかで、リアルに排莢される。

 

 

タナカ「SIG P226 レールドフレームEVO2 フレームHWモデルガン」製品レビュー

硬質アルミのリアルなEVO2カートリッジ。5mmキャップ火薬を使う

 

タナカ「SIG P226 レールドフレームEVO2 フレームHWモデルガン」製品レビュー

スライド左側の刻印。ステンレスの文字があり、実銃のステンレススライドの質感をよく再現している

 

タナカ「SIG P226 レールドフレームEVO2 フレームHWモデルガン」製品レビュー

フレーム右側の刻印。“フレーム・メイド・イン・ジャーマニー”の文字がある

 

 

 スライドは強度が高く軽量な特殊ABS樹脂を使ったことで、キレのよい軽快なブローバック作動が楽しめる。しかも、このスライドにブラスト処理をすることによって、実銃のステンレス製スライドとソックリの質感を再現することにも成功している。

 

 

タナカ「SIG P226 レールドフレームEVO2 フレームHWモデルガン」製品レビュー

モデルガンならではの実銃どおりに再現されたメカニズム

 

タナカ「SIG P226 レールドフレームEVO2 フレームHWモデルガン」製品レビュー

外装式エキストラクターも忠実に再現。チャンバーには「9mm Para」の文字

 

タナカ「SIG P226 レールドフレームEVO2 フレームHWモデルガン」製品レビュー

バレルはメタルチャンバーカバーで覆われ、基部底面が金属プレートで補強されている

 

 

 さらに、リコイルスプリングガイドには衝撃を吸収するバッファースプリングを装着。バレルも素材を変更し、補強プレートを追加。スライドストップ自体の強度もアップし、それを受けるスライド側には金属プレートを装着するなど、全体に強度アップと耐久性アップが図られている。

 

 

タナカ「SIG P226 レールドフレームEVO2 フレームHWモデルガン」製品レビュー

フロントサイトはホワイトドット入りで、実際にダブテイルスロットで装着されている

 

タナカ「SIG P226 レールドフレームEVO2 フレームHWモデルガン」製品レビュー

リアサイトもホワイトドット入りの、ダブテイルスロット装着

 

 

 外観のリアルさはもちろん、発火性能を大幅にアップし撃って遊ぶのにも最適なモデルとなっている。ガスガンでは味わえない火薬のブローバックをぜひ堪能してほしい。

 

 

タナカ「SIG P226 レールドフレームEVO2 フレームHWモデルガン」製品レビュー

P226Rを発火させたところ。9mm口径のオートマチックピストルらしい軽快かつシャープな撃ち応えが体感できる

 

タナカ「SIG P226 レールドフレームEVO2 フレームHWモデルガン」製品レビュー

 

DATA

  • 全 長:195mm
  • 全 高:142mm
  • 全 幅:37mm
  • 重 量:640g(カートリッジ含まず)
  • 装弾数:15発
  • 価 格:¥25,800
  • お問い合わせ先:タナカ

 

 

TEXT:アームズマガジン編集部
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:古川いおり
HAIR&MAKE UP:伊達美紀
撮影協力:サバイバルゲームBATTLE CITY

 

 


この記事は月刊アームズマガジン2019年9月号 P.82~83より抜粋・再編集したものです。

 

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