2019/06/22
モエガミのアーマー装備とは #ガンとミリタリーのある生活
異色のサバゲ装備!? 近年盛り上がりを見せているアーマー装備系サバゲ。その中心的存在としてイベントなども手掛けるモエガミ氏に、装備へのコダワリを聞いた!
MOEGAMI's EQUIPMENT
全身アーマーに身を包み、携えるのは某FPSゲームに登場したアサルトライフルMA5B。残弾数をデジタル表示できる機能が組み込まれ、未来のSF銃を見事に再現している
SF映画のような姿でサバゲを楽しんでいる人たちがいることをご存知だろうか!?全身を覆うその姿から“アーマー系”とも呼ばれているが、そのアーマー系サバゲ界の中心人物こそ、ここで紹介するモエガミ氏である。
特徴的なマスク、髑髏のエンブレムがあしらわれたボディアーマー、シールド、そして足の先端までをカバーするレッグアーマー…その総重量は約30kgというから驚きだ。
マスクの両サイドにはLEDが内蔵されている。胸のアーマーを飾る髑髏マークはモエガミ氏のシンボル。この髑髏マークは自動車の3Dステッカーを活用しているそうだ。また、つま先まで覆う足のアーマーは、工事現場の来客用スリッパを加工したもの。派手なアーマーも身近なものを使ったDIYで出来ているのだ
一方で、動きやすさも考慮されている。もともとソロ活動でサバゲに臨んでいたモエガミ氏は、1人で戦えるように細かな工夫をしている。まず動きを阻害しないように関節部にはアーマーを設けないこと。また、インドアでの戦闘を考えてハンドガンやグレネードを組み込んでいることなどだ。
見た目だけでなく、長いアーマーサバゲ歴のなかで着実にバトルプルーフを重ねているのである。
全身アーマーは一見すると動きが制限されそうだが、問題なくしゃがむこともできる。関節の動きを意識してアーマーを組んでいるのだ
背中に固定された2挺のオート9。インドアでも戦えるように装備したそうだが、未来的なフォルムにまとめあげたモエガミ氏のセンスが光る
モエガミ PROFILE
アーマー装備系サバゲ「ARMOR祭」主催者。自らも全身ブラックのアーマーで戦う。
TEXT:アームズマガジン編集部
この記事は月刊アームズマガジン2019年7月号 P.42~43より抜粋・再編集したものです。