2025/06/16
使い勝手に優れたオリジナルデザイン「ARES×EMG Helios EV01 ボルトアクションスナイパーライフルBK」
最新スナイパーライフル実射テスト!
エアコッキング式のスナイパーライフルといえば実射性能が選択基準の重要なポイントとなる。毛野ブースカと風見れんがガチで実射テストを行なった。果たしてその結果はいかに!?
使いやすさに特化したサバゲ向けオリジナルライフル
ARESとEMGがタッグを組んで誕生したこのモデルは実銃には存在しない架空銃にカテゴライズされるスナイパーライフルである。架空銃とはいえリアルさから乖離したようなデザインではなく、実際に実在しそうなフォルムに仕上げられている。
ストックはアメリカ海兵隊で運用されているM40A3のマクミランストックをARES風にアレンジたものになっている。また剛性のあるナイロンファイバー樹脂を使用しており、レシーバーやバレルがしっかり固定されるためスナイパーライフルに不可欠な精度がしっかり出ており、高い命中精度を実現している。フォアエンド前方にはスイベルスタッドがレイアウトされており、HARRISタイプのようなバイポッドを取り付けることができ、スナイパーライフルらしいスタイルへとカスタムすることが可能である。






シリンダーをコッキングする際の引きが軽くストロークが短いため、ボルトアクションの中でも連射が行ないやすい部類に入る。そのため万が一撃ち損じてもすぐに次弾を射撃することが可能である。銃全体の重量バランスもよく、バイポットを使用してプローン射撃せずともショルダーポジションで構えやすい。グリップエンドにはホップアップ調整用の工具が格納されており使い勝手も非常に良好である。




素材を問わずパーツのチープさや精度の低さは感じられない。他メーカーにはないタクティカルなスナイパーライフルに仕上がっており、その違いは見た目だけではなく、使い勝手にも表れている。モダンでタクティカルなスナイパーライフルを求めている方には第一候補となるはずだ。
実射テスト内容
今回の実射テストは、サバイバルゲームフィールド「yaNex」内にあるシューティングレンジの20mと30mに設置された頭部サイズのメタルターゲット(写真内の各距離とも矢印のターゲット)に、銃をテーブルにレストした状態で毛野ブースカと風見れんがそれぞれ10発中何発ヒットしかを計測。0.20g弾を適正ホップアップ状態でセッティング後、実射テストを実施した。
20m&30mでのヒット数(10発発射)
毛野ブースカ | 風見れん | |
20m | 10発 | 10発 |
30m | 7発 | 3発 |


ARES×EMG Helios
EV01 ボルトアクションスナイパーライフルBK
DATA
- 全長:1,085mm
- 重量:2,610g
- 装弾数:55発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:キンワ e-mail:sales@kinwa-co.jp
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:風見れん/アームズマガジンウェブ編集部
撮影協力:yaNex
この記事は月刊アームズマガジン2025年6月号に掲載されたものです。
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