エアガン

2025/06/14

ウエスタンマニア待望の1挺!「東京マルイ エアーリボルバーPRO M1851 NAVY」

 

本誌ライターが選ぶハンドガン2025

 

トルネード吉田・選
「傑作パーカッションリボルバーを独創的なメカニズムで初再現」

 

トルネード吉田 東京マルイの新製品M1851 NAVYは本当に素晴らしい。この銃に興味がある方は迷わずぜひご購入いただきたいが、かくいう私も、まずは2挺を購入済だ。この銃の優れたところは連載“新 WESTERN魂!”でたくさん語ってきたが、リボルバー式エアガンとして最高レベルの極めて高い命中精度と、実銃をリアルに再現した外観や操作のギミックがこの銃の魅力だ。

 

東京マルイ エアーリボルバーPRO M1851 NAVY

 

 

東京マルイ エアーリボルバーPRO M1851 NAVY
実銃どおりバレルウエッジを引き抜くだけでバレルとシリンダーが分解できる。別売のスペアシリンダーを使えば素早いリロードも可能だ

 

東京マルイ エアーリボルバーPRO M1851 NAVY
レーザー彫刻により見事に再現されたシリンダーのロールエングレーブ。1843年のカンペチェ海戦の様子が描かれている

 

東京マルイ エアーリボルバーPRO M1851 NAVY
シリンダーにはハンマーフルコックでBB弾をバレル基部へ前進させ、シリンダーギャップによる命中精度の低下を抑えるギミックが搭載されている

 

東京マルイ エアーリボルバーPRO M1851 NAVY
シリンダーのベースピンにはらせん状のグリースグルーブまでも再現。このピンにシリンダーへエアを通すルートが設けられている

 

東京マルイ エアーリボルバーPRO M1851 NAVY
シリンダーに弾頭を押し込むためのローディングレバー(実際の機能としてはダミー)を開くと、その基部にある可変ホップアップの調整ダイヤルへアクセスできる

 

 そして、これら以外にも「よくぞ出してくれました!」と叫びたくなる理由がある。それは“コルトSAA以外のウエスタン系ハンドガンのエアガンである”ということだ。ウエスタン系エアガンの場合、SAA以外のハンドガンは過去に数社からレミントン ダブルバレル デリンジャーとハートフォードからレミントン ニューモデル アーミーのガスガンが発売されたくらいで、他にはSAAのバリエーションのひとつであるコルトビズリーがタナカから出ているだけだ。こんな状況なのでハンドガンを選ぼうにも、SAAのほぼ一択に近い。だからこそBB弾を発射できるコルト1851ネービーを東京マルイが発売したことは特筆に値する。

 

東京マルイ エアーリボルバーPRO M1851 NAVY
特徴的な八角形をしたバレル。オクタゴンバレルと呼ばれる。このような現代銃にはまず見られない個性がM1851NAVYの魅力だ

 

東京マルイ エアーリボルバーPRO M1851 NAVY
リアサイトの溝はハンマーの上端にあり、何とハンマーをフルコックした時のみサイトを使って照準できる。ここも現代銃にはない特徴だ

 

東京マルイ エアーリボルバーPRO M1851 NAVY
グリップは樹脂製だがウッド調に塗装され、一見して本物の木製と見違えるほどに見栄えよく仕上がっている

 

 またこの銃は、幕末・明治維新ファンにとっても嬉しい製品であるはずだ。まだ発売されたばかりなので、ガンベルト(ホルスター)や木製グリップなどの関連商品もこれから出揃ってくるだろう。私もこの銃でどう遊んでいこうかと考えると、もうワクワクしかない。

 

東京マルイ エアーリボルバーPRO M1851 NAVY

 


 

東京マルイ
エアーリボルバーPRO M1851 NAVY

 

DATA

  • 全長:339mm
  • 重量:450g
  • 装弾数:6発
  • 価格:¥27,280
  • お問い合わせ先:東京マルイ

*対象年齢10歳以上用

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:トルネード吉田/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年6月号に掲載されたものです。

 

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