エアガン

2025/06/12

まさに“最新にして最良”のハンドガン!「東京マルイ G17 Gen5 MOS ガスブローバックガン」

 

本誌ライターが選ぶハンドガン2025

 

毛野ブースカ・選
「サバゲからシューティングまで使える最新にして最良の1挺」

 

毛野ブースカ 東京マルイのガスブローバックガン・グロックシリーズはグロック19サードジェネレーション以降、従来モデルに比べて実射性能が向上しており、特にジェン4ではトップクラスの実射性能を発揮していた。しかし、昨年発売されたG17 Gen5 MOS(以下ジェン5)はそれを凌駕する実射性能を有している。

 

東京マルイ G17 Gen5 MOS ガスブローバックガン

 

 特に驚いたのが低温時の作動性。ガスブローバックガンには少々厳しい気温10℃前後の状況でも、1秒間に1発程度の速さで連射してもダレることなく最終弾まで撃ち切ることができた。撃った当初、何かが間違っているのではないかと錯覚を起こしそうになるほど快調に作動した。この低温時の優れた作動性能は、新型ブローバックエンジンや容量が増えた新型マガジンはもちろん、フリクションロスを徹底的に低減したことが大きいと思われる。実際にガタツキなく滑らかにスライドが引けるフィーリングは今まで体感したことがない。このフィーリングだけでもジェン5の完成度の高さが伺える。

 

 

東京マルイ G17 Gen5 MOS ガスブローバックガン
スライドは東京マルイ初のカーボン入り樹脂を採用。スライドとフレームはそれぞれカラーリングを変えることで実銃のツートンフィニッシュを再現

 

東京マルイ G17 Gen5 MOS ガスブローバックガン
フィンガーチャンネルが廃止されてストレート形状になったRTF(ラフ・テクスチャード・フレーム)

 

東京マルイ G17 Gen5 MOS ガスブローバックガン
交換式バックストラップは4種類(2種類×S、Mの2サイズ)付属している

 

東京マルイ G17 Gen5 MOS ガスブローバックガン
高さを抑えつつもオーバルタイプのシリンダー/ピストン形状としてストロークを長くすることでシリンダー容量が約20%アップしたMOS仕様に対応した新型シリンダー

 

東京マルイ G17 Gen5 MOS ガスブローバックガン
新型ダイキャスト製マガジンは従来型と比較して容量が約20%増加。さらに実銃でも採用されているオレンジ色のマガジンフォロアーが導入されている

 

東京マルイ G17 Gen5 MOS ガスブローバックガン
ジェン5の最大の特徴であるアンビスライドストップはライブで作動

 

東京マルイ G17 Gen5 MOS ガスブローバックガン
ジェン4以降に標準装備されている大型化したマガジンキャッチはジェン5でも採用されている

 

東京マルイ G17 Gen5 MOS ガスブローバックガン
マウントカバーはスライド後方のマウントカバーロックを押すことで簡単に外せる

 

 さらに実射性能もブラッシュアップされており、電動ガン並みの命中精度が得られる。これだけ快調にブローバックして当たると正直、撃っていて面白い。まさに「最新にして最良」のハンドガンといって過言ではないジェン5。ジェン5を昨年の発売直後に購入して以来、箱出しのままでシューティングマッチやサバイバルゲームで実戦投入しており、安定した実射性能に非常に満足している。

 

東京マルイ G17 Gen5 MOS ガスブローバックガン

 


 

東京マルイ
G17 Gen5 MOS ガスブローバックガン

 

DATA

  • 全長:202mm
  • 重量:676g
  • 装弾数:25発
  • 価格:¥21,780
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年6月号に掲載されたものです。

 

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