2025/05/16
日本軍の中折れ式リボルバーをガスガンで再現「ハートフォード 二十六年式拳銃ガスガン」
日本軍の中折れ式リボルバーをガスガンで再現
二十六年式拳銃は明治26年(1893年)に日本軍が制式採用したリボルバーだ。日本独自で開発され、口径は9mm×22R弾、装弾数は6発、ダブルアクションオンリー、バレルは中折れ式で、現代のリボルバーに欠かせないシリンダーストップが備わっていないのが特徴。特別な工具を使わずにトリガーガードを下げてサイドプレートを開くことができるユニークな機構を採用していた。
ハートフォードはこのモデルをアメリカでの実銃の取材、考証を重ねて長所も短所もそのまま再現した。今回紹介しているペガサス式ガスガンと7mmキャップ火薬仕様の発火式モデルガンがラインアップされている。ガスガンはシリンダー内にガスタンクとマガジンが設けられており、装弾数は6発となっている。






「月刊アームズマガジン2025年4月号」のP.40で紹介する九四式自動拳銃にも付属する取扱説明書「二十六年式拳銃保存方法」(昭和15年9月製)の復刻版が付属する。これはサイズはもちろん、紙質や色にまでこだわって再現された優れもの。これだけでも欲しいという人がいるコレクターズアイテムで、本体を買わなければ手に入らない。
ハートフォード
二十六年式拳銃
DATA
- 全長:230mm
- 重量:580g
- 装弾数:6発
- 価格:¥31,240
- お問い合わせ先:ハートフォード
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2025年4月号に掲載されたものです。
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