エアガン

2022/03/17

コルト三大拳銃の1つを忠実に再現「タナカ コルトパイソン .357マグナム 6インチ “R-model”スチールフィニッシュ ガスガン」

 

コルト三大拳銃の1つ

 

 1960~1980年代の名銃、いわゆるネオクラシックガンは世代を問わず人気があり、定番中の定番といえる。その中でもS&WのM19、M29に匹敵する知名度があるリボルバーといえば、コルトパイソンだろう。

 今回はそんな名銃、コルトパイソンを再現したタナカのガスリボルバー「コルトパイソン .357マグナム 6インチ “R-model”スチールフィニッシュ ガスガン」を紹介しよう。

 


 

タナカ

コルトパイソン

.357マグナム 6インチ “R-model”スチールフィニッシュ ガスガン

 

 

DATA

  • 全長:294mm
  • 全高:132mm
  • 全幅:40mm
  • 重量:880g
  • 装弾数:12発
  • 価格:¥29,480
  • お問い合わせ先:タナカ

 

 コルトを代表する三大拳銃といえばSAA、ガバメント、パイソンだろう。特にパイソンは.357マグナム弾を使用するダブルアクションリボルバーで、精度の高いベンチレーテッドリブとシュラウド付きバレルと、職人の手作業によって仕上げられたコルトロイヤルブルーフィニッシュから「リボルバーのロールスロイス」と称されている。実銃のパイソンは一時期カタログ落ちしていたが、近年リバイバルを果たし、人気を博しているという。トイガンでもパイソンは人気があり、各社からエアガン、モデルガン問わずリリースされており、SAA、M29、M19、M36といったリボルバーとともに不動の地位を確立している。タナカはこの傑作リボルバーをペガサス式ガスガンで再現した。

 

パイソンのアイコンとなっているバレルにはリアルなスチールメッキが施されている

 

フレーム左側にサイドプレートがあるのがコルト製リボルバーの特徴。シリンダーラッチは引くとシリンダーがスイングアウトできる

 

実銃のファイリングピンはフレーム側に設けられている。アクロサイトは上下左右に調節可能

 

アールのきついトリガー前面にはセレーションが施されている。金属製パーツにもスチールメッキが施されている

 

実銃は.357マグナム弾が6発装填できる。ガスの注入口はシリンダー後面にある

 

グリップ内にはウエイトが内蔵されており重量増に一役買っている

 

 ディテールがブラッシュアップされ、実射性能の向上と、独特なトリガーフィーリングのコルトアクションを忠実に再現したR-modelは、パイソンを再現したトイガンの決定版といっても過言ではない完成度を有している。今回取り上げたスチールフィニッシュは実銃のブルーフィニッシュをメッキで再現したもの。これ以外にも豊富なバリエーションと発火式モデルガンもラインアップしており、パイソンの魅力を存分に味わえる。

 

TEXT:アームズマガジン編集部

 

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年3月号 P.52~53をもとに再編集したものです。

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