2022/03/14
『ダーティハリー』のリボルバーをエアガンで「タナカ スミス&ウェッソン M29 カウンターボアード 6-1/2インチ Ver.3」
マグナムリボルバーを象徴する1挺
1960~1980年代の名銃、いわゆるネオクラシックガンは世代を問わず人気があり、定番中の定番といえる。特にリボルバーは様々な映画やアニメで登場し、世代を超えて愛され続けている。
今回はリボルバーの中でも有名なものの1つである「スミス&ウェッソン M29 カウンターボアード 6-1/2インチ」を再現したタナカのガスガンを紹介しよう。
タナカ
スミス&ウェッソン M29
カウンターボアード 6-1/2インチ
Ver.3
DATA
- 全長:306mm
- 全高:150mm
- 全幅:43mm
- 重量:1,090g
- 装弾数:14発
- 価格:¥28,380
- お問い合わせ先:タナカ
1955年に発売されたS&Wの.44マグナムリボルバーは、1957年のモデルナンバーシステム採用によりM29となったものの、しばらくは不人気状態が続いていたという。それが1971年に公開された映画『ダーティハリー』でクリント・イーストウッド演じる主人公、ハリー・キャラハン刑事がM29を使うや世界中で大人気となり、全米のガンショップでは品切れ状態になったという。M29は現在も製造が続けられている人気のロングセラーモデルだが、長い製造期間の間に多くの改良・仕様変更が行なわれ微妙な違いが生まれている。そこでスミス&ウェッソンでは大きな変更があった時ダッシュナンバーを付けて識別している。タナカがペガサス式ガスガンで再現したM29はカウンターボアードシリンダーで6-1/2(6.5)インチバレルだから、29-2で1962年から1979年の間のものということになる。つまり、まさに大ヒットしたハリー・キャラハンの名銃そのものなのだ。
しかもVer.3仕様でリアルなディテールに加えて気温の変化に強くて命中精度が高く、パワフルな射撃が楽しめる。そのうえヘビーウエイト樹脂製なので1kgを超えるずっしりとした重さを実現している。手にすればハリー・キャラハンの決めセリフ「GO ahead. Make my day.」を思わず口ずさみたくなるはずだ。
TEXT:アームズマガジン編集部
この記事は月刊アームズマガジン2022年3月号 P.46~47をもとに再編集したものです。