2022/01/12
漢のロマンを感じる「リボルバー」ガスエアガン4選【2021年版】
マグチェンジでは到底味わえない緊張感
無数にあるハンドガンの中から、どれを選んでいいのかわからない。そんなお悩みをお持ちの方のために、ハンドガンを愛する毛野ブースカ、ボスゲリラ、小森未彩の3人がハンドガンを5段階で評価していくこの企画。今回紹介するのは昔ながらのスタイルが根強い人気を誇っている「リボルバー」だ。
昨今はオートマチックピストルが主流だがリボルバーも忘れてはいけない。装弾数が少ない、弾が素早くリロードできない、ダブルアクションで連射スピードが遅いなどガスブローバックのオートマチックピストルに比べて不利だが、そこはロマンで勝負だ。
ヒーローになりきれるリアルな見た目と重量感
タナカ
S&W M29カウンターボアード6.5インチ“ダーティハリーモデル”スチールフィニッシュ
映画『ダーティ・ハリー』でクリント・イーストウッド演じる主人公ハリー・キャラハンが使ったことで一躍人気を集めたマグナムリボルバーの代名詞。このモデルの最大の特徴はスチールフィニッシュメッキ。艶のある漆黒で、まるで鋼鉄を黒染めして磨き上げたかのような質感と美しさだ。顔が映り込むほどの鏡面仕上げは使うのをためらうほど。トラディショナルなメダリオン入りのオーバーサイズグリップが付いている。
DATA
- 全長:306mm
- 重量:990g
- 装弾数:13発
- 価格:¥29,480
Tester's Score
毛野ブースカ ★★★★★
ボスゲリラ ★★★★
小森未彩 ★★★
リボルバーの醍醐味が存分に味わえるライブカート式
クラウンモデル
S&W M629 6インチガスリボルバーシルバータイプ
実銃同様にカートリッジの装填・排莢が楽しめるクラウンモデルのライブカート式ガスリボルバーシリーズ。このモデルは高級感漂うステンレスシルバー仕上げにフェイクウッド調のラミネートグリップが付属している。バレル長は写真の6インチのほかに4インチ、8インチがラインアップされている。実銃同様のライブカート式なので装弾数は6発。リロードにも時間がかかる。まさにロマンのカタマリのようなリボルバーだ。
DATA
- 全長:310mm
- 重量:700g
- 装弾数:6発
- 価格:¥10,450
Tester's Score
毛野ブースカ ★★★
ボスゲリラ ★★★★
小森未彩 ★★★
もはや説明がいらないほど名が知られているリボルバーの傑作
タナカ
S&W M19 4インチコンバットマグナムヘビーウエイト Ver.3
某アニメのキャラクターが持っていることで知られているこのモデル。Ver.3の特徴はリアリティの向上、ガスの気化効率アップや剛性を見直したことで実射性能、作動性能がアップしていることだ。ノーマルの状態でガスブローバックガン並みの集弾性を発揮する。また、手にした時の重量感もバージョンアップ前と比べると100g以上重くなっている。見た目のリアル感だけではなく手応えも申し分ない。リボルバーの常識を変えた1挺。
DATA
- 全長:242mm
- 重量:750g
- 装弾数:12発
- 価格:¥27,280
Tester's Score
毛野ブースカ ★★★★★
ボスゲリラ ★★★★★
小森未彩 ★★★
「リボルバーのロールスロイス」をガスリボルバーで再現
タナカ
コルトパイソン.357マグナム4インチ“R-model”ヘビーウエイト
DATA
- 全長:240mm
- 重量:880g
- 装弾数:12発
- 価格:¥28,380
Tester's Score
毛野ブースカ ★★★★
ボスゲリラ ★★★
小森未彩 ★★★
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
撮影協力:ビレッジワン
この記事は月刊アームズマガジン2022年1月号 P.48~49より加筆・再編集したものです。