エアガン

2022/03/16

パイソンとM19を融合させたカスタムリボルバーを再現「タナカ スモルトリボルバー 6インチ」

 

日本でもっとも有名なカスタムリボルバー

 

 1960~1980年代の名銃、いわゆるネオクラシックガンは世代を問わず人気があり、定番中の定番といえる。特にリボルバーは様々な映画やアニメで登場し、世代を超えて愛され続けている。

 今回紹介するのはコルトパイソンとS&W M19のいいところを組み合わせたカスタムリボルバーの名作を再現したタナカのガスリボルバー「スモルトリボルバー 6インチ ヘビーウエイトVer.3ガスガン」だ。

 


 

タナカ

スモルトリボルバー
6インチ ヘビーウエイト Ver.3 ガスガン

 

 

DATA

  • 全長:290mm
  • 全高:150mm
  • 全幅:37mm
  • 重量:910g
  • 装弾数:13発
  • 価格:¥28,380
  • お問い合わせ先:タナカ

 

 PPC用カスタムリボルバーでその名を馳せたビル・デイヴィスが最初に完成させたという、コルトパイソンの銃身とS&WのM19のフレームを合体させたカスタムは、1980年代初め、リボルバーを主体としたPPC競技の人気を背景に大ヒットとなった。スモルトともスマイソンと呼ばれるそのカスタムは、多くのガンスミスによって作られたのでさまざまなバリエーションがあり、デイヴィスカスタムのものもオーダーメイドであるためバリエーションがあった。そんな中からタナカは初期作品をペガサス式ガスガンで再現した。

 

パイソンならではのベンチレーテッドリブとシュラウドが付属したバレル

 

アンダーラグでシリンダーロッドの先端をロックするビル・デイヴィス方式を再現

 

トリガーのレッドオフのタイミングが把握しやすいS&Wアクションは競技用としては最適だった

 

 フレームは汎用性の高いラウンドバットで、標準ではホーグタイプのウエイト入りオーバーサイズ・ラバーモノグリップが装着されている。もちろん基本メカはタナカの最新のVer.3なので、気温に左右されにくく、ガスの消費量も抑えられ、命中精度も高くより射撃を楽しむことができる。6インチのほかに4インチモデルもラインアップされている。

 

TEXT:アームズマガジン編集部

 

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年3月号 P.51をもとに再編集したものです。

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