エアガン

2025/04/18

ハンドエジェクターを.45ACP弾が使えるようにした「タナカ スミス&ウェッソンM1917ヘビーウエイトシリーズ」

 

スミス&ウェッソン版M1917の.45ACP弾と.455ウェブリー弾仕様を再現

 

 第一次世界大戦勃発直後の1914年からイギリス軍に納入していたハンドエジェクターを、M1911コルトガバメントモデルと同じ.45ACP弾が使えるようにリメイクしたのがM1917である。リムレスのオートマチック用カートリッジが装填できるように半月状のクリップ( =ハーフムーンクリップ)を使用するのが特徴だ。

 

▲スミス&ウェッソンM1917 .45 5.5インチ U.S.ミリタリーヘビーウエイト

 

5.5インチバレル左側にはメーカー名とダブルアクションを示すDA、口径(.45ACP)が刻印されている

 

アメリカ軍仕様の最大の特徴であるハーフムーンクリップと、M1911A1ガバメントモデルと同じ.45ACP弾もリアルに再現

 

 タナカはアメリカ軍仕様のM1917を、ファイブスクリュー仕様のNフレーム、サービスサイズのグリップ、グリップ下部のランヤードリング、フィクスドタイプのリアサイトなどリアルに再現している。実銃同様に.45ACP弾を3発固定できるハーフムーンクリップが2枚、ミリタリーボールを再現した.45ACP弾が6発付属している。グリップは実銃同様にチェッカリングのないサービスタイプが付属している。

 

 

▲スミス&ウェッソンM1917 .455HE2 6.5インチ イギリス国軍バージョンヘビーウエイト

 

6インチバレル左側にはメーカー名と口径(.455ウェブリー)が刻印されている

 

ケース部分が短いユニークなスタイルの.455ウェブリー弾を再現。7mmキャップ火薬を使って発火させることが可能だ

 

 さらにイギリス国軍バージョンは6インチバレルに加えてイギリス軍制式リボルバーであるウェブリーリボルバーに採用されている.455ウェブリー弾仕様のシリンダーとカートリッジ、チェッカリング仕様のグリップが再現されている。曲面の多いオールドテイストなディテールは、現行のソフィスケートされたリボルバーにはない魅力を醸し出している。

 


 

タナカ
スミス&ウェッソンM1917 ヘビーウエイトシリーズ

 

 

スミス&ウェッソンM1917 .45 5.5インチ
U.S.ミリタリーヘビーウエイト

DATA

  • 全長:270mm
  • 重量:540g
  • 装弾数:6発
  • 価格:¥36,300

 

 

スミス&ウェッソンM1917 .455HE2 6.5インチ
イギリス国軍バージョンヘビーウエイト

DATA

  • 全長:297mm
  • 重量:610g
  • 装弾数:6発
  • 価格:¥34,650

 

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年4月号に掲載されたものです。

 

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