東京マルイのハイキャパシティモデル3挺をピックアップ

 

　近年コンバットハンドガンの分野ではポリマーフレームオートがもてはやされているが、ハンドガンの王道であるカスタムガバメントも進化を続けている。

　ここではアームズマガジン2025年1月号のカスタムガバメント特集から東京マルイで発売されているハイキャパシティモデルを3挺紹介する。

 

 

マイクロプロサイトが搭載可能なハイキャパ5.1のアップデートモデル

 

ハイキャパD.O.R ガスブローバックガン

 

 

　東京マルイのハイキャパシリーズの最新作であるこのモデル。D.O.Rとは「ダイレクト・オプティクス・レディ」の略称であり、マイクロプロサイト（別売）をマウントベース不要でスライドに直接取り付けられる。もともと高い実射性能を有するハイキャパシリーズであるが、光学機器を併用することで、より精度の高い射撃が可能になった。

 

 

 

 

　また、ハンドガンにマイクロドットを装着するスタイルは現代のコンバットハンドガンのトレンドになりつつあり、いち早くそのトレンドを取り入れたかたちだ。アップデートは内部にも及んでおり、ブローバックエンジンがモディファイされたことでより迫力のあるブローバックを体感できるようになった。加えてショートリコイルシステムも見直されており、作動の安定性も向上している。

 

 

 

 

　名称のとおり31発のハイキャパシティマガジンを備えたファイアパワーはサバイバルゲームにおけるアドバンテージとなり、ガス容量も多いことから、連射してもダレることなく安定したブローバックが得られる。このモデルはガスブローバックハンドガンの一つの到達点に達していると言っても差し支えない仕上がりとなっている。

 

 

 

 

 

 

サバゲからシューティングマッチまで使えるオールラウンダー

 

ハイキャパ5.1 ガバメントモデル ガスブローバックガン

 

 

　今から遡ること約20年前に登場したハイキャパ5.1ガバメントモデルは高い実射性能とハイキャパシティマガジンによるファイアパワーから瞬く間に多くのユーザーに浸透した。いわゆる架空銃にカテゴライズされるエアガンであるが、タクティカルテイストなパーツやレースガンのトレンドが盛り込まれていることもありデザインに説得力がある。

 

 

 

 

　ノーマル状態ではノンレールド仕様だが、付属のミニマムレングスの20mmアンダーレールを追加することができる。カラーバリエーションとしてシューターズライクなステンレスモデルがラインアップされている。金属製シャーシを採用していることから耐久性も申し分ない。今もなお色褪せないその機能美は多くの愛好家の心を掴んで離さない。

 

 

 

 

 

 

ハイキャパ5.1 ステンレスモデル ガスブローバックガン

 

 

 

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この記事は月刊アームズマガジン2025年1月号に掲載されたものです。

 

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