エアガン

2019/05/14

GHK「SG553&SG551タクティカルGBB」製品レビュー

 

プロ好みのSIG 550のカービンモデルがガスブローバックで初登場

 

 

GHK「GS553&SG551タクティカルGBB」製品レビュー

※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。

 

●ついにSIGシリーズがガスブロで登場

 

 昨今のガスブローバックガンはM4シリーズに留まらず新たなモデルの発売が相継いでいる。
 GHKはAKシリーズに代表されるスチールパーツを多用した製品を得意とする台湾のメーカーだ。そのGHKが高品質で知られるSG550シリーズを発表したのだから期待せずにはいられない。今回紹介するSG553&SG551タクティカルもまるで実銃のような高い完成度で仕上げられている。材質にはアウターバレル、フラッシュハイダー、バレルナットにはスチール材を採用。各パーツ同士の組み合わせも非常に堅牢でブローバックの衝撃ぐらいではビクともしない。

 

 

GHK「GS553&SG551タクティカルGBB」製品レビュー

SG553 ガスブローバックガン

 

GHK「GS553&SG551タクティカルGBB」製品レビュー

SG551タクティカル ガスブローバックガン

 

GHK「GS553&SG551タクティカルGBB」製品レビュー

 

GHK「GS553&SG551タクティカルGBB」製品レビュー

SG553は三又ハイダー、SG551はバードゲージハイダーとそれぞれレングスにあったハイダーをチョイス。ガスレギュレーターもリアルに再現され、フロントサイトはブレード部分のみが可動式だ

 

GHK「GS553&SG551タクティカルGBB」製品レビュー

SG553は標準型のプラスチックハンドガード

 

GHK「GS553&SG551タクティカルGBB」製品レビュー

SG551は4面20mmレール仕様となり、様々なオプションパーツのセットアップに対応

 

GHK「GS553&SG551タクティカルGBB」製品レビュー

セーフ/セミオート/3点バースト/フルオートの4ポジション仕様のセレクターは左右どちらからでも操作可能なアンビ仕様

 

GHK「GS553&SG551タクティカルGBB」製品レビュー

オプティクス搭載に必須のトップレールはレシーバーにボルトで固定されている。バックアップサイトは収納できフラットになる

 

 

●モデルごとに表面仕上げを変更

 

 レシーバー回りは実銃同様のスタンピング(スチールプレス)工法で製作され、スモールパーツの多くもスチール製だ。表面仕上げも実銃同様、SG551はしっとりとした黒染めで、SG553は軍用風のパーカライジング仕上げを採用している。グリップもリアルサイズになり、今まで電動ガンのグリップとは比べ物にならないほど良好なフィーリングに驚かされる。

 

 

GHK「GS553&SG551タクティカルGBB」製品レビュー

 

GHK「GS553&SG551タクティカルGBB」製品レビュー

SG553はパーカライジング仕上げ、SG551はブラックフィニッシュ。どちらも非常にリアルで丁寧に仕上げが施されている。コッキングハンドル後部のゴム製のカバーを再現したのも業界初だ

 

GHK「GS553&SG551タクティカルGBB」製品レビュー

前後に幅があり、厚みが抑えられたグリップはマークスマンライフルに採用されているようなカスタムグリップ並の握り心地を得られる

 

GHK「GS553&SG551タクティカルGBB」製品レビュー

サイドスイングが可能な固定ストック。現在のアサルトライフルに必須の可変ポジションは一切ないが絶妙な長さで不便さは感じない

 

 

 気になるブローバックアクションも好調で、特に機械式のバースト機構によりおこなわれる確実なバースト射撃はガス圧の低下も起こらず快調に作動する。キャリアの長いガンマニアや、海外での実弾射撃経験者に多く聞かれるSIGの優秀さを完全再現したGHKのSIGは、マニアも納得の1挺だ。

 

 

DATA

SG553

  • 全 長:480mm/740mm(ストック展開時)
  • 重 量:3,050g
  • 装弾数:32発
  • 価 格:オープン

 

SG551タクティカル

  • 全 長:595mm/855mm(ストック展開時)
  • 重 量:3,520g
  • 装弾数:32発
  • 価 格:オープン

 

■お問い合わせ先:キンワ
e-mail:sales@kinwa-co.jp

 

 

TEXT:IRON SIGHT
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:青宮鑑
HAIR&MAKE UP:西田聡子
撮影協力:ビレッジ2

 

 


この記事は月刊アームズマガジン2019年6月号 P.74より抜粋・再編集したものです。

 

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