エアガン

2019/05/01

VFC「Umarex MP5SD3アーリーモデルV2 GBB」製品レビュー

 

オールドファン必見!
H&Kとの正式契約によりSD3をリアルに再現

 

 

VFC「H&K MP5SD3アーリーモデルV2 GBB」製品レビュー

 

※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。

 

●H&Kのオフィシャルライセンスドモデル

 

 ヘッケラー&コック(以下H&K)MP5のバリエーションの中で代表的存在であるMP5SDシリーズ。SD(シャルダンファー=ドイツ語でサイレンサーの意味)という名称のとおりサイレンサーが内蔵された特殊部隊向けモデルだ。多くの実銃メーカーと正式契約を結ぶことで、リアルなガスブローバックガンや電動ガンをラインアップしているVFCから、MP5SD3アーリーモデルV2ガスブローバックガンがリリースされた。

 

 

VFC「H&K MP5SD3アーリーモデルV2 GBB」製品レビュー

アーリーモデルの特徴であるエルゴノミックデザインのグリップ。セレクターポジションは上からセーフ(S)、セミ(E)、フル(F)となっている

 

VFC「H&K MP5SD3アーリーモデルV2 GBB」製品レビュー

ロアレシーバーに内蔵されているトリガーグループはリアルさを保ちつつ、作動性を向上させている

 

VFC「H&K MP5SD3アーリーモデルV2 GBB」製品レビュー

左右のレールはもちろんバットプレートの形状に至るまで忠実に再現されたリトラクタブルストック

 

 

 今回VFCが製品化したMP5SD3はリトラクタブルストック仕様の、いわゆるアーリータイプのトリガーグループが付属しているモデル。H&Kのオフィシャルライセンスドモデルとして実銃同様のディテールや刻印が忠実に再現されている。

 

 

VFC「H&K MP5SD3アーリーモデルV2 GBB」製品レビュー

アッパーレシーバー上面のレールマウントベースは実銃と同寸なので、実物HKクローマウントが装着できる

 

VFC「H&K MP5SD3アーリーモデルV2 GBB」製品レビュー

H&KのライフルやSMGのアイコンとなっているリアドラムサイトは実銃同様に調整可能

 

 

●さらに進化したバージョン2スペック

 

 リアルなメタルスタンプドレシーバーをベースに、ハンドガード内部は実銃と同じ形状のシュラウドを再現。アーリータイプのミルスペック・ロアレシーバー&グリップと円筒型ハンドガードはファイバー入り強化樹脂製。もちろん実銃同様のプロセスで分解・組み立てが可能。ストックなどの交換も容易に行なえる。

 

 

VFC「H&K MP5SD3アーリーモデルV2 GBB」製品レビュー

MP5SD3を象徴するパーツである円筒型ハンドガード。コッキングハンドルは実銃のようにホールドオープン状態で保持できる。もちろんその状態から手ではたいてリリースできる

 

VFC「H&K MP5SD3アーリーモデルV2 GBB」製品レビュー

CNC削り出しによって再現されたアーリータイプのサイレンサー。フロントサイトやスリングスイベルはスチール製

 

 

 新型チャンバーの導入とバージョン2にアップデートされたブローバックエンジン、新型マガジンのコンビネーションにより、快調なブローバックアクションが体感できる。MP5マニアなら一度はやってみたいコッキングハンドルをホールドした状態から、コッキングハンドルを手ではたいて「バシャ!」とボルトグループを前進させることができる。

 

 

VFC「H&K MP5SD3アーリーモデルV2 GBB」製品レビュー

フローティングバッファーが組み込まれた新型ボルトグループ。ノズルアッセンブリーも強化型が採用されている

 

VFC「H&K MP5SD3アーリーモデルV2 GBB」製品レビュー

ボルトヘッドには実際に可動するロッキングローラーとエキストラクタースプリングが再現されている

 

VFC「H&K MP5SD3アーリーモデルV2 GBB」製品レビュー

リップの形状がリアルに再現されたスチールプレス製アウターケースのマガジン。新型のフォロアーが導入され、ガスの気化効率も改善されている

 

 

 完全版と言っても過言ではないVFCのMP5SD3アーリーモデルV2。オールドマニアならぜひ手に取って完成度の高さを味わってほしい。

 

 

VFC「H&K MP5SD3アーリーモデルV2 GBB」製品レビュー

 

DATA

  • 全 長:610mm/765mm(ストック伸張時)
  • 重 量:3,160g
  • 装弾数:30発
  • 価 格:オープン
  • お問い合わせ先:VFC

 

 

TEXT:毛野ブースカ
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:青宮鑑
HAIR&MAKE UP:西田聡子
撮影協力:ビレッジ2

 

 


この記事は月刊アームズマガジン2019年6月号 P.66~67より抜粋・再編集したものです。

 

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