エアガン

2024/05/30

電撃発表! “スクイーズコッカー”をモデルガンで再現「ハートフォード HK P7M8 モデルガン」

 

ヘッケラー&コックの傑作がダミーカート式モデルガンで製作進行中

 

ハートフォード HK P7M8 モデルガン

 

 ハートフォードといえばコルトSAAやパターソンなどのウエスタンガン、九四式拳銃や二十六年式拳銃、最近ではコルトM1877ライトニングなど、どちらかと言えばオールドスタイルのハンドガンを製品化しているイメージが強い。そんな同社から次期新製品としてヘッケラー&コックのP7M8のダミーカート式モデルガンが電撃発表された。

 

ハートフォード HK P7M8 モデルガン
実銃のP7M8。口径は9mm×19、装弾数8発のシングルカアラムマガジン仕様。グリップ前面に張り出した波状の突起があるパーツがスクイーズコッカー(コッキングレバー)だ。センターレバー式のマガジンキャッチは現在の同社製ハンドガンに継承されている(PHOTO:SHIN)

 

 実銃のP7M8はグリップ前面のコッキングレバーを握り込むことでストライカーのコッキングとホールドオープンしたスライドをリリースできる機能を持たせたスクイーズコッカーと、ガスディレードブローバック方式を採用している。独創的なメカニズムが凝縮された、いかにもヘッケラー&コックらしいハンドガンである。

 

ハートフォード HK P7M8 モデルガン
実銃のP7M8のグリップを外して内部パーツを見たところ。スクイーズコッカーに関わるパーツがぎっしり詰まっている。グリップアングルとマガジンアングルが異なるのもP7M8の特徴のひとつだ(PHOTO:SHIN)

 

 

はたしてその全貌やいかに!? 続報に乞うご期待!

 

 今までP7M13はマルゼンからライブカート式エアコッキングガン、MGCからガスブローバックガンで発売されたことはあったものの、P7M8、しかもモデルガンでは初となる。ハートフォードはヘビーウエイト樹脂(2211B)を主要素材としてスクイーズコッカーをはじめとした複雑なメカニズムを忠実に再現。年内リリースを目指しているとのこと。発売が今から待ち遠しい。

 

ハートフォード HK P7M8 モデルガン
まだ粗削りな初期段階の試作品とはいえ複雑な内部メカニズムの再現を目指していることが垣間見える。発売が近づけばより詳細なレポートをお送りできるだろう。乞うご期待!

 

※写真は試作品です。実際の製品とは異なる場合があります


 

ハートフォード
HK P7M8 モデルガン

 

DATA

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2024年7月号に掲載されたものです。

 

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