2024/05/06
人気・実力No.1のモダナイズドAKが電動ガンに「LCT×RIFLE DYNAMICS Quickhatch 電動ガン」
ライフルダイナミクスのPDWスタイルAKを初再現
2000年代中頃、イラク・アフガニスタン戦争において現地で活動するPMC隊員が使ったことで人気が高まったモダナイズドAK。誕生当初はクレブスカスタムやブラックハートといったカスタムビルダーがロシアや東欧諸国製のAKをベースに製造されていたが、今では本家ロシア製のAKシリーズにも強く影響を与えているほどアサルトライフルのいちジャンルとして成長している。そんなモダナイズドAKを作り出すアメリカンAKマニュファクチュアの中で今もっとも人気・実力ともにナンバーワンなのがライフルダイナミクスである。タフでシンプルなAKの特徴を生かしつつオリジナルのカスタムパーツを装着し、内部メカのアップデートも施すなどワンランク上のモダナイズドAKをリリースしている。
ライフルダイナミクスのオフィシャルライセンスドモデル
このライフルダイナミクスとAKシリーズの電動ガンで知られるLCTエアソフトがコラボして誕生したのがQuickhatch電動ガンである。実銃のQuickhatchは口径7.62mm×39弾、9インチバレルにM-LOKハンドガード、ピカティニーレール仕様のストックベースが標準装備されたライフルダイナミクスのAKピストル/PDWシリーズの最小モデルである。LCTエアソフトはライフルダイナミクスとの正式契約によりこのモデルを忠実に再現。各部にはライフルダイナミクスの刻印やトレードマークが施されている。
実銃同様サイトレスなので、ハンドガード一体型のマウントベースに光学機器や着脱式アイアンサイトを装着する必要がある。標準ではストックレスだが、ピカティニーレール仕様のストックベースに対応したストックを装着すればマイクロカービンにスタイルチェンジできる。
グリップやマガジン、ギアボックスやバレル周辺のインナーパーツはLCTエアソフト互換のパーツと共用できるのでカスタムガンのベースとして最適。リアルさと汎用性を兼ね備えたこのモデルは、AKシリーズやモダナイズドAKに興味がある方にぜひとも手に取っていただきたい1挺だ。
LCT×RIFLE DYNAMICS
Quickhatch 電動ガン
DATA
- 全長:510mm
- 重量:2,530g
- 装弾数:130発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:プラウダ
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TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2024年6月号に掲載されたものです。
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