車・バイク

2024/03/30

ネオクラシックバイクがカッコイイ!

 

中身は最新鋭だが、外見はネオクラシックな高性能バイクがアツい

 

 3月22~23日にかけて、東京ビッグサイトで開催された「第51回 東京モーターサイクルショー」。出展各社が新型車や新製品を展示し、大賑わいだった。そんなショーで、目立っていたのがネオクラシックバイク。ホンダ・GB350シリーズ、カワサキ・メグロシリーズ、Z900RS、Z650RS、ヤマハ・XSRシリーズなどが会場で注目を集めていた。

 そんななかで、80年代のバイクブームを経験してきたおっさんライダーを中心に垂涎の的になっていたのが、ドレミコレクションの「ネオクラシックスシリーズ」。ドレミコレクションは、Z系を初めとした旧車パーツのリプロダクトパーツで広く知られているメーカー。今回は、Z900RSをベースにしたネオクラシックモデルを中心に展示をしていた。

 

カワサキ・Z900RS

 

 

 Z900をベースに開発されたレトロスポーツネイキッドモデル。近年稀にみる大ヒットを飛ばした人気ネイキッドモデル。

 

Z900RS SE Mk.2 Style

 

 

 特長的な角形フォルムで通称「角Z」と言われる人気のMk.2を、細部にまでこだわってZ900RSベースで見事に再現されている。

 スチールタンク、サイドカバー、テールカウル/テールランプから、シート、ウィンカーまで全体のフォルムから細部パーツに至るまでMk.2スタイルを蘇らせている。


Z900RS CAFE GPZ900R Ninja Style

 

 

 こちらもカワサキの不朽の名車、GPZ900R Ninjaのスタイルを再現している。

 現在では、カワサキの複数車種にニンジャの名が冠されているが、もともとは北米市場向けのGPZ900Rに与えられたペットネームであり、ニンジャといえばGPZ900Rだと思っているライダーも多い。

 一見して“ニンジャ”だと認識できるアッパーカウルのフォルムをみごとに再現し、タンクからテールカウルまでの流れるようなスタイルもきれいにまとまっている。


Z900RS Z1000R Lawson Style

 

 

 1980年からAMAスーパーバイクレースに参戦していた伝説的なライダー、エディ・ローソン。1981年に見事チャンピオンに輝き、記念して作られたのが「Z1000R」。

 カワサキのライムグリーンのイメージカラーを打ち出して、作られたレーサーレプリカ「Z1000R」のカラーリングはもちろんのこと、コンパクトなビキニカウル、段付きシートなどを装着。誰が見てもローソン・レプリカと分かる完成度だ。


Z900RS Z1Style

 

 

 Z1、Z2シリーズなどのリプロパーツを製造販売しているドレミコレクションがZ900RSをベースにしたZ1スタイル。Z900RSが発売された2017年と同時に、製造販売がスタートしたZ1スタイルのパーツ類。

 4本出しマフラー、タンクカバーなど、すでにスタイルとして完成された感があるが、各パーツをブラッシュアップしてよりZ1に近づけている。

 

 今回、紹介したドレミコレクションのクラシックスシリーズ以外にも、会場ではいたるところでネオクラシックバイクが展示されていた。クラシカルなデザインに最新のエンジン、足回りを搭載した新旧バイクのよいところが融合したネオクラシックバイクの波はまだまだ続きそうだ。

 

TEXT:アームズマガジンウェブ編集部

 

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