エアガン

2024/03/19

コスパに優れたスナイパーライフルエアガンならこれがオススメ「S&T M700 スポーツライン エアーコッキングライフル TAN」

 

コスパに優れたスポーツラインモデル

 

 数ある銃器カテゴリーの中で最も進化を続けているといっても過言ではないのがスナイパーライフルのカテゴリーだ。イラク・アフガニスタン戦争以降の狙撃形態の多様化に伴い、軍だけではなく法執行機関においてもスナイパーライフルの進化と変化が著しい。そして、そんなスナイパーライフルを再現したエアガンも数多くリリースされている。ここではそのエアガンの中から編集部が注目したモデルをご紹介する。

 今回紹介するのはS&TのM700スポーツラインエアーコッキングライフルTANだ。

 

 


 

S&T

M700

スポーツライン

エアーコッキングライフルTAN

 

 

DATA

  • 全長:1,115mm
  • 重量:2,770g
  • 装弾数:25発
  • 価格:¥19,800
  • お問い合わせ先:UFC

 

S&T M700 スポーツライン エアーコッキングライフル TAN

 

ボルトアクションライフルで唯一の
コスパに優れたスポーツラインモデル

 

 海外メーカーを中心に展開されている低価格帯のスポーツラインモデルのエアガンは電動ガンがほとんどだ。S&Tのこのモデルは史上初のエアコッキング式ボルトアクションライフルのスポーツラインモデルで、外装はもっともポピュラーなボルトアクションライフルであるレミントンM700をモチーフにしており、H-Sプレシジョンタイプのストックが装着されている。スポーツラインモデルらしくレシーバーは強化樹脂製だが、ブルバレルタイプのアウターバレルやバジャーオードナンスタイプのマウントベースは金属製なので耐久性・剛性は確保されている。エアコッキングメカなコンベンショナルなプル式を採用。コッキングストロークはやや長めだがスムーズに引くことができる。マガジンはフォアエンド部分に設けられており、専用のボックスマガジンを用いる。

 

スナイパーライフルらしいテーパードブルバレルはアルミ製

 

バレル左側にスライド式の可変ホップアップ調整用レバーが露出しており工具不要で分解せずに調整可能

 

リアルな刻印が施されたレシーバーは強化樹脂製。ピカティニーレール仕様のバジャーオードナンスタイプのマウントベースは金属製

 

レミントンスタイルのボルトハンドルが付属したボルトを引いたところ。コッキングストロークはやや長めだが引っかかりなくスムーズに引ける

 

トリガーガード前方にはダミーながらもマガジンベースが再現されている

 

リップ部分が後方にある樹脂製ボックスマガジン。装弾数は25発

 

バットプレートの調整機能などが付属しないH-Sプレシジョンタイプのストック。ストックの色は写真のTANとブラックがある

 

 ボルトアクションライフルそのものの構造がシンプルなゆえに、スポーツラインモデルはかえって難しい場合もある。しかし、このモデルは実用性・実射性能が充分備わっておりシューターの期待を裏切らないはずだ。バリエーションも豊富で、サバイバルゲームはもちろんカスタムのベースガンとしてもうってつけだ。

 

 

レミントンM700スタイルということもあり特殊部隊系からLE系まで合わせやすい。全体の剛性はしっかりしており、サバイバルゲームで気兼ねなく使えるはずだ
※写真のライフルスコープ、マウントリングは別売

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:アームズマガジン編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2024年3月号に掲載されたものです。

 

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