エアガン

2024/02/01

G36Cを再現した東京マルイのエアガンが進化して登場「東京マルイ 電動ガンプラスシリーズ G36Cプラス」

 

G36Cのバージョンアップモデル

 

 ドイツ軍の制式アサルトライフルであるG36のマイクロカービンモデルを再現した東京マルイのG36C。コンパクトで軽量なボディ、レシーバー上面のマウントレール、フォールディングストックなどサバゲーウェポンとして長らく支持されている。そんなG36Cが電動ガンプラスシリーズ第3弾として登場する。電動ガンプラスシリーズは電動ガンスタンダードタイプにFET回路「PLUS」システムを搭載し、同社のMS・Li-Poバッテリーに対応。外観もブラッシュアップされるなど新たなサバゲーウェポンとして注目を集めている。

 

 

外観も進化してさらに使いやすく進化

 

 今回加わるG36Cプラスはコンパクトなスタイルを生かしつつ外観の特徴であったマウントレールに代わって新規のKACタイプのフリップアップフロント&リアサイトを装着。リアサイトは20mm仕様のミディアムレールが付属しており、ドットサイトなどがマウントできる。フォールディングストックには高さが調節できるチークピースを追加。しっかり頬付けでき、KACタイプ・リアサイトとの相性もよい。ボディの表面は電動ガンスタンダードタイプではABS樹脂の地肌のままだったが、プラスではブラックの塗装仕上げとなり質感がアップしている。その他の特徴は電動ガンスタンダードタイプを踏襲している。

 

コンパクトな4プロングタイプのフラッシュハイダーを外すと14mm逆ネジ仕様のマズルオプションが装着できる

 

マウントレールはオミットされて新規のフリップアップタイプのKACタイプ・フロントサイトが装着されている

 

ハンドガードには20mm幅のアンダーレールを標準装備。側面にはオプションのサイドサポートレールが装着できる

 

KACタイプのリアサイトはドットサイトなどが搭載できるミディアムレール付き

 

ボディはブラックの塗装仕上げとなり電動ガンスタンダードタイプと差別化が図られている

 

アンビタイプのセレクターレバーは操作角度が少ないので素早く切り替えできる

 

MP5に似たフィンガーチャンネルなどがないシンプルなストレートタイプのグリップ

 

 

G36Cも 「PLUS」システムを搭載

 

 内部には「PLUS」システムが搭載され、トリガーレスポンスや安全性の向上、さらにMS・Li-Poバッテリーに対応している。また、メカボックス内の一部のパーツはリファインされ、作動性・耐久性・トリガーフィーリングがアップ。バッテリーコンパートメントはハンドガード内に設けられており、工具なしでバッテリーの交換が可能だ。

 

ハンドガードを外すとバッテリーコンパートメントにアクセスできる。MS・Li-Poバッテリーの他に8.4Vニッケル水素ミニSバッテリーも使用できる

 

コッキングハンドルを引くとダミーボルトが後退してホップアップ調整用ダイヤルが現れる

 

「PLUS」システム搭載に伴いメッキコーティングセクターギアや強化ピストンが採用されている

 

ストックに追加されたチークピースは3段階に高さが調節可能(着脱も可能)

 

G36Cの特徴であるフォールディングストック。ストックを折り畳んだ状態でも発射できる

 

内部に5.56mm×45弾のダミーカートが内蔵されたシースルーマガジン。装弾数は50発。さらに側面のジョイント部分を利用して複数のマガジンを接続できる

 

 隠れたベストセラーモデルであるG36Cがプラス化されたことで、他モデルのプラス化も期待が高まる。製品版が入手でき次第、あらためてレポートしたい。

 

 


 

東京マルイ
電動ガンプラスシリーズ G36Cプラス

 

DATA

  • 全長:500mm/718mm(ストック展開時)
  • 全高:281mm
  • 全幅:67mm
  • 重量:2,885g(空マガジン含む)
  • 装弾数:50発
  • 価格:未定
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

TEXT:毛野ブースカ

 

この記事は月刊アームズマガジン2024年2月号に掲載されたものです。

 

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