エアガン

2023/09/29

名機関銃をリアルに再現。ガスブロLMGの革命児「VFC M249 ガスブローバックガン JPバージョン」

 

LMGトイガンの常識を変えた独自のガスブローバックシステム

 

VFC M249 ガスブローバックガン JPバージョン

 

 発売以来話題を呼んでいるVFCのM249ガスブローバックガンは、LMGクラスの大物アイテムであることに加え、今までにないユニークな構造でも注目されている。パワーソース供給とBB弾の供給を独立させ、実銃同様のオープンボルト式の発射方式を採用し、リアルなパーツ構成を実現。もちろん、撃ち応えは迫力満点だ。

 

VFC M249 ガスブローバックガン JPバージョン

 

 さらに、FNHとの正式契約によるリアルな外観も魅力のひとつだ。M249を再現したエアガンは今まで数社からリリースされており、いずれもM249のフォルムを再現しているものの、刻印などの再現に関してはオミットされる傾向があった。それに対してVFCのM249はバイポッドの石突部分やハンドガード下側、トリガーガードなどに細部にわたってシリアルナンバーが施されており見る者を唸らせる。操作方法や分解方法も実銃同様でありモデルガン的な楽しみ方もできる。

 

VFC M249 ガスブローバックガン JPバージョン
各部に打刻された刻印やシリアルナンバーはFNHとの正式契約により正確に再現されている

 

VFC M249 ガスブローバックガン JPバージョン
多孔式のFNCタイプフラッシュハイダーはCNCアルミ削り出し。外せばオプションのエクステンデッドアウターバレルが装着できる

 

VFC M249 ガスブローバックガン JPバージョン
オーソドックスな樹脂製ハンドガードを装備。オプションでレールハンドガードキットが用意されている

 

VFC M249 ガスブローバックガン JPバージョン
フィードカバー上部には20mm幅のレールと上下左右の調整が可能なアジャスタブルリアサイトが備わっている

 

VFC M249 ガスブローバックガン JPバージョン
M249に装着されていることからSAWタイプと呼ばれるグリップ。セレクターはクロスボルトタイプ。発射ポジションは実銃同様フルオートオンリー

 

VFC M249 ガスブローバックガン JPバージョン
ストックは現行型の固定タイプ。オプションでコラプシブルタイプ、パラトルーパータイプが用意されている

 

 

リアリティと迫力のブローバック、さらにエアガンとしての機能性を両立

 

 LMGといえば「重い」という先入観がある。実際、実銃のM249はLMGでは軽量な部類だが約7kg(未装填状態)ある。その先入観を持ったままVFCのM249を持つと思わず声を出してしまうほど軽い。ガスタンク型マガジンを含む重量は約3.7kgとなっており、フルメタルのアサルトライフルとほぼ同等の重量だ。軽量なのでストレスなく構えることができる。オプションのガスサプライ・アモボックスを装着しても重さが気にならない。ショートバレルとあいまって実戦的でゲームでも取り回しやすい。

 

VFC M249 ガスブローバックガン JPバージョン
実銃同様にオープンボルトからの発射となる。写真はコッキングしてボルトキャリアが後退した(オープンボルト)状態で保持されたところ。この状態でトリガーを引くとボルトキャリアが前進、ガスが放出されてBB弾が発射される

 

VFC M249 ガスブローバックガン JPバージョン
フィードカバーを開けると内側に着脱式のBBサプライマガジンが装着されている

 

VFC M249 ガスブローバックガン JPバージョン
BBサプライマガジンは残弾が確認しやすいスモーククリアタイプで装弾数は175発(メーカー推奨装弾数は100発)

 

VFC M249 ガスブローバックガン JPバージョン
ガスタンクだけに特化したガスサプライマガジン。ガスの注入口は背面上部にあり、上面はガスチャンバー側のノズルが挿入される雌部分だけとなっている

 

 リアルさとガスブローバックガンならではの撃ち応え、さらにエアガンとしての機能性を両立させたVFCのM249。間違いなくエアガンの歴史に残る傑作といっても過言ではない。

 

VFC M249 ガスブローバックガン JPバージョン

 


 

VFC
M249 ガスブローバックガン JPバージョン

 

DATA

  • 全長:910mm
  • 重量:3,640g(ガスタンク型マガジン含む)
  • 装弾数:175発
  • 価格:¥126,500
  • お問い合わせ先:VFC

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
MODEL:大條美唯(Mii Ooeda)
PHOTO:須田壱
HAIR & MAKE UP:伊達美紀
撮影協力:バトルシティ

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年11月号に掲載されたものです。

 

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