2023/09/20
【解説】アメリカ陸軍特殊部隊のライフル、通称「URG-I」とは?
URG-I
東京マルイのガスブローバックマシンガンシリーズのM4はハイレベルな命中精度や作動性能で人気を集めている。このラインアップに、アメリカ陸軍特殊部隊グリーンベレーが使用しているURG-Iを再現したモデルが加わった。
SOPMOD
20年以上にわたってアメリカ軍に使われて続けているM4A1カービン。もともとは車輌搭乗員用として開発されたセミ・バースト仕様のM4カービンを、セミ・フル仕様のM4A1カービンとして特殊部隊が採用、1990年代後半にSOPMOD(スペシャル・オペレーション・ペキュリア・モディフィケーション)計画に基づきナイツアーマメントが開発したRIS(レール・インターフェース・システム)を中心に周辺アクセサリーで構成されたキットモデルが登場したことを契機に、広く使われるようになった。そしてSOPMODキットはブロック1(1990年代後半から2000年代半ば)、ブロック2(2000年代後半から現在)、近年アメリカ陸軍特殊部隊グリーンベレーを中心に使われているブロック3と、大まかに3つに分類されている。
URG-I
URG-Iとは「アッパー・レシーバー・グループ・インプルーブド」の頭文字の組み合わせで、SOPMODブロック3に採用された新型アッパーレシーバーを指す。SOPMODブロック3の特徴は以下のとおり。
- ガイズリーSMR(スーパー・モジュラー・レール)Mk16 M-LOK 13.5インチ(もしくは10.5インチ)DDCカラー
- ガイズリーエアボーンチャージングハンドル
- ダニエルディフェンス14.5インチ(もしくは11.5インチ)ガバメントバレル
- ダニエルディフェンスMk12ガスブロック
- シュアファイアFH556-RCフラッシュハイダー
ガスブロ URG-I
東京マルイはM4A1 MWSをはじめとするガスブローバックマシンガンシリーズにURG-I 11.5inchモデルを新たにラインアップした。
実銃の特徴であるガイズリータイプSMR MK16 M-LOKを標準装備。DDロープロファイルガスブロックはアルミ切削製。エアボーンタイプチャージングハンドル、MATECH/BUISタイプリアサイトも次世代電動ガンのURG-I同様、忠実に再現されている。
MTR-16以外でSBRサイズのM-LOKハンドガードを備えたM4タイプのガスブローバックマシンガンはこれまでラインアップされてこなかった。また、エアボーンタイプチャージングハンドルもガスブローバックマシンガンでは初の再現となる。また完成度の高い東京マルイ製のガスブロ、M4A1 MWSのシステムを継承しているため、命中精度や作動性も申し分がない。ガスブロ好きの長物ユーザーにはたまらない新製品であろう。
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