2023/08/10
ベトナム戦争で使用されたM16ライフルを再現「CYMA M16A1 フルメタルETU電動ガン」
“USMCトイガン”をピックアップ
独立した軍隊であるアメリカ海兵隊U.S.MARINE.CORPS.(USMC)は、任務の特性上アメリカ陸軍が制式採用した銃器を中心に独自に採用している銃器もある。それらアメリカ海兵隊を支えてきた銃器たち、いわゆる“USMCウェポン”はトイガンでも多数再現されている。ここでは月刊アームズマガジン2023年8月号と2023年9月号のアメリカ海兵隊特集と連動し、米海兵隊の銃器を再現した“USMCトイガン”をピックアップしていく。今回は「CYMA M16A1 フルメタルETU電動ガン」を紹介しよう。
現在まで続く王道アサルトライフルの原点
ベトナム戦争に投入された当初は不評を買ったM16。その原因となった薬室閉鎖不良などのトラブルを解消するため、1964年に陸軍と海兵隊はボルトフォワードアシストノブを追加したXM16E1ライフルの試験運用を行ない、1967年に改良型であるM16A1を制式採用した。また、ジャングルの中では木の枝やツルなどの植物が絡まってしまうと不評だった三又ハイダーは切り欠きのないバードゲージタイプに変更された。
CYMA製M16A1は改良されたポイントや刻印も当時のものをリアルに再現しており、マニアにはたまらないものとなっている。
M16ライフルはその後も改良を加えられながら発展を続け、現在のM4に続くアサルトライフルの王道を歩んできたのはご存知の通り。登場時の不評を乗り越えて今の絶大な覇権を握ることになるまでの道のりは、この小さな改良から始まったのである。
CYMA
M16A1 フルメタルETU電動ガン
DATA
- 全長:1,000mm
- 重量:2,740g
- 装弾数:300発
- 価格:¥39,600
- お問い合わせ先:UFC
TEXT:アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2023年8月号に掲載されたものです。
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