エアガン

2023/07/20

高性能電子トリガーをスポーツラインに搭載「LANCER TACTICAL M-LOK 10" Airsoft M4 AEG ブラック」

 

 スポーツライン……それは軽量さと価格の安さを追求したエアガンを指す言葉である。かつては「安かろう、悪かろう」なエアガンの代名詞と見なされ、敬遠するユーザーも多かったが、それはもはや過去の話。近年のスポーツラインは高級モデルにも劣らない実射性能を持ち、中には電子トリガーなどの最新装備を搭載した機種も存在している。その性能が軽量なボディと組み合わさり、ことサバゲーでの性能という点においては、リアルなハイエンドモデルよりも優れているとすら言えるかもしれないのだ。今回はその中から注目の電動ガンをピックアップしよう。
 今回ご紹介するスポーツライン電動ガンは「LANCER TACTICAL M-LOK 10" Airsoft M4 AEG ブラック」だ。

 


 

米国発! 数々のユニークな機構を盛り込んだ意欲作

 

LANCER TACTICAL M-LOK 10" Airsoft M4 AEG ブラック

 

 アメリカ・カリフォルニアに本拠地を構えるエアガンメーカー、LANCER TACTICAL。このメーカーの「Generation3」シリーズは新たに外装のほぼすべてを樹脂パーツで構成され、スポーツラインモデルに相当する製品をラインアップしている。今回紹介するモデルにはZion Armsの高性能電子トリガーユニット「NEBULA」を内蔵し非常に優れたトリガーのキレを実現。標準搭載されたプログラミングモードを駆使することで、フルオートポジションでの射撃モードをセミ/2~5点バースト/バイナリートリガー(トリガーを引く動きだけでなく、戻す動きでも発射するモード)へと変更できる。外装もM-LOKハンドガード、ワンタッチで展開するフリップアップサイト、ストレートトリガー、ビーバーテイル付きのグリップなどカスタムガンばりのパーツを標準搭載し、かなりのこだわりが見てとれる。

 

 

LANCER TACTICAL M-LOK 10" Airsoft M4 AEG ブラック
Zion Armsの高性能電子トリガーユニットを内蔵したモデルのため、セミオート射撃のキレは抜群だ。プログラムモードのセッティングも簡単であり、即座に切り替えできるのは嬉しいポイントだ

 

LANCER TACTICAL M-LOK 10" Airsoft M4 AEG ブラック
12インチアウターバレルと10インチM-LOKハンドガードの組み合わせは扱いやすさと命中精度のバランスを保ったものとなっている

 

LANCER TACTICAL M-LOK 10" Airsoft M4 AEG ブラック
グリップは角度が垂直方向に近いバーチカルタイプ。CQBでの適応力を高めた仕様となっている。トリガーガードも指置きがあるものになっており、咄嗟の射撃が行ないやすい

 

LANCER TACTICAL M-LOK 10" Airsoft M4 AEG ブラック
マガジンは樹脂製のスプリングタイプが付属。130発と容量が多めでありスプリングの力も強いので弾上がり不良などは起きにくい。底部にはマグバンパーが標準装備

 

 数々のユニークな機構を盛り込んだ意欲作であり、完成度は非常に高い。使いこなせれば頼りになる相棒になることだろう。

 


 

LANCER TACTICAL
M-LOK 10" Airsoft M4 AEG ブラック

 

DATA

  • 全長:739mm/822mm(ストック伸長時)
  • 重量:2,110g
  • 装弾数:130発
  • 価格:¥29,700
  • お問い合わせ先:ライラクス

 

 

TEXT:アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年7月号に掲載されたものです。

 

※当サイトで掲示している情報、文章、及び画像等の著作権は、当社及び権利を持つ情報提供者に帰属します。無断転載・複製などは著作権法違反(複製権、公衆送信権の侵害)に当たり、法令により罰せられることがございますので、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×