東京マルイから発売された注目の新製品、AKXはM-LOKハンドガードを採用することで高い拡張性を備え、さらにセンタリングダイヤルの採用により正確に光学機器をマウントすることができる。ここではショートスコープとドットサイト、フォアグリップやウェポンマウントライトを装着したセットアップサンプルを紹介。後半ではAKXの実射インプレッションをご覧いただこう。
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カスタムパーツ&アクセサリーセットアップサンプル
ノーベルアームズのCOMBAT T1 EVOとMAGPULのM-LOK AFG、シュアファイアM600スカウトライトDFを装着したもの
ノーベルアームズのTAC ONE 12424 IR、付属のM-LOKレール(S)を用いてPTSのEPF-C、シュアファイアM600スカウトライトDFを装着したもの
実射インプレッション
スリムなM-LOKハンドガードは握りやすく、M-LOKは各面に3スロットずつ設けられており各種アクセサリーが装着しやすい
タブが追加されたセレクターレバーはグリップを握ったままトリガーフィンガーで操作できる。操作性は申し分ない
適度なボリュームとバーチカルアングル、効果的な滑り止めのおかげでノーマルのグリップに比べてしっかりと握れる
マガジンキャッチはツーウェイ方式
どちらの交換方法を用いても想像以上に使いやすく、マガジンもしっかりホールドされる
フォールディングストックはバットプレートの形状がコンベックス(凸)型をしている
銃口を上下に動かしやすいので、素早く構えるのに適している
まずは20m地点からA3判のターゲットにセミオートで10発撃ってみた(使用弾はプラチナバイオBB弾0.2g)
結果はご覧の通り。電動ガン並みの集弾性を発揮した
次に30m地点からセミオートで撃ってみた
ターゲットペーパーに全弾命中。光学機器を装着すればさらに集弾性が上がるだろう
20m地点からフルオートで全弾を一気に撃ち込んでみたところ。リコイルショックはハードだが手のひらサイズに着弾した
直径約19mmの大型ピストンを搭載したブローバックエンジンが生み出すリコイルショックは強烈のひと言。しっかり構えないとコントロールできない
フロント周りの剛性感の高さは東京マルイ製品の中でもトップクラス。ハードに使ってもビクともしない頼もしいモデルだ
ベースガンとなったAKMと同様、ガスブローバックガンの常識を超える実射性能に加えてリコイルショックも体感でき、撃っていて楽しい。気になる方はぜひお手に取ってその魅力を体感していただきたい。
この記事は月刊アームズマガジン2023年6月号に掲載されたものです。
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