2023/02/05
人気のM19 Ver.3に6インチが初登場「タナカ S&W M19 6インチコンバットマグナム HW Ver.3ガスガン」
「法執行官の夢」と称えられたコンバットマグナム
スミス&ウェッソンのリボルバーの中でもっともバランスが取れているモデルといえばKフレーム/.357マグナム弾仕様のM19(モデル19)だろう。
M19の誕生にはひとりの伝説的ガンファイターの存在があった。そのガンファイターとは、U.S.ボーダーパトロールに30年以上勤務し、第二次世界大戦から朝鮮戦争にかけてアメリカ海兵隊予備役を務めたビル・ジョーダン氏である。射撃の名手として知られるジョーダン氏は彼が理想とするリボルバー(Kフレーム、ダブルアクション、4インチヘビーバレル、アジャスタブルリアサイト、エジェクターロッドシュラウド、.357マグナム)をスミス&ウェッソンに提案。それを受けて1955年に完成させたのが「Combat Magnum」である。
ビル・ジョーダン氏はこのモデルを「法執行官の夢」と称賛し、モデルナンバー制の導入によりモデル19のナンバーが与えられた後も「Combat Magnum」の名称は引き継がれている。
ファンが待望した迫力の6インチモデルを初めてラインアップ!
※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。
そんなM19コンバットマグナムを製品化しているタナカのVer.3ガスガンシリーズに待望の6インチが加わる。実銃の6インチは1963年に追加され、4インチと同様、法執行機関用リボルバーとして多数採用された。タナカからはすでに4インチ、2.5インチはリリースされているが、6インチは意外にも初再現となる。ディテールは1980年代仕様がチョイスされ、バレルや各部の刻印はもちろん、Kフレームモデルでは初めてワイドハンマーとワイドトリガーが標準装備されているのが大きな特徴だ。
ガスリボルバーとしてもガスの気化効率と剛性を見直したVer.3仕様であり実射性能は申し分ない。リボルバー好きならコレクションに加えておきたい1挺だ。
*写真は試作品です。実際の製品とは異なる場合があります
タナカ
スミス&ウェッソンM19 6インチコンバットマグナム ヘビーウエイトVer.3ガスガン
DATA
- 全長:291mm
- 全高:150mm
- 全幅:37mm
- 重量:800g
- 装弾数:12発
- 価格:¥32,780(2023年2月中旬発売予定)
- お問い合わせ先:タナカ
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
MODEL:緑川希星(Kirara Midorikawa)
PHOTO:須田壱
HAIR & MAKE UP:伊達美紀
撮影協力:ユニオンベース
この記事は月刊アームズマガジン2023年3月号 P.66~67をもとに再編集したものです。
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